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幽霊ちゃんとの怪奇な日常。  作者: くろのくん
第8章 怨霊さん狩り編
115/202

ミッドナイト・ハイウェイⅡ

深夜の高速道路を走る4台のワゴン車

1号車を運転していた構成員は、完全に主人公(in怨霊さん)によって遠隔操作されており、他の車からの停止の呼びかけに応じる様子はない


「宣戦布告とは・・・面白い。」


「ヒヒッ・・・ありゃ完全に暴走してらぁ。『憑依戦闘』なんて呼べるもんじゃねぇなぁw霊力だけじゃなく、人格まで別人になってやがる。」


「あなた達・・・!関心している場合じゃありませんわ!運転手っ、1号車に追いついて、あの車の上で調子乗ってる男を振り落としてしまいなさいっ!」


「おい、こちらも行くぞ。奴を仕留めるのは俺だ。」


「は、はいっ!!人形姫様!」「分かりました!ジェイソン様!」


ゴォォォォォ__________


人形姫が乗る2号車とジェイソンが乗る4号車はスピードを上げ、主人公(in怨霊さん)が車体の上に立つ1号車に追いつき、両側から挟む形で並走する


ズガガガガガガガ__________!!!!


同時に1号車の車体を両側からぶつけ、激しい衝撃と共に火花が飛び散る。


「どうかしら?これで少しは自分が誰に喧嘩を売っているのか分かったかしら?_______・・・あら?ちょっと、いないじゃないの!まさか、もう落っこちちゃったのかしら?」


「人形姫様!!上です!こちらの車体に乗り移ってます!・・・ハ、ハンドルが言うことを聞きません

!」


「この男、この車ごと霊力で操作を・・・!?一体どこにそんな力が・・・!?」


「まずは・・・一人目。」


ギャギャギャギャ________ズガァァアンッ!!!!!!!


主人公(in怨霊さん)はニヤリと笑うと、タイヤをスピンさせ2号車と1号車をそのまま衝突させ、自分は霊力を使って体を浮遊させ車体から飛び降りる。2台の車体はそのまま横転し、高速道路を塞ぐ形で火柱をあげる。


「ヒヒッ・・・あーあーw滅茶苦茶やりやがってよぉーw姫さま、まさか死んじまったか?」


「あの程度で死ぬ女ではないだろう・・・それより、来るぞ。」


炎上している事故現場から十数メートル離れた先で、接触を免れたジェイソンと水子使いが乗車する3号車と4号車は停車し、薄っすらと笑みを浮かべながらゆっくりと近付いてくる悪魔のような表情の主人公(in怨霊さん)を迎え撃つ


「次は・・・お前らだ。殺す・・・コロス・・・ころす。・・・・らせろォ・・・!!!」


「イカれてんなぁ・・・ヒヒッ。さっそく一戦交えたいところだが、こんだけ暴れたんだ。流石に高速道路のど真ん中で、このまま戦うって訳には・・・なぁ、ジェイソン?」


「残念だ。」


ウゥゥゥ_________ピーポーピーポー_______


これだけの大事故だ。いくら深夜であろうと、流石に目撃者が通報したのだろう。遠くから赤いランプの光と共に大量のパトカーと救急車の音が近づいてくる。報道用のヘリコプターのプロペラ音も微かだか聞こえる。


バァァンッ!!!!


「はぁ・・・はぁ・・あー!もう!全く、熱っいわね!!なんでわたくしが、下っ端の命まで面倒見なきゃならないのよ!ジェイソン、水子使い!さっさとここから離れますわよ!忌々しい警察が来ますわ!」


炎上するのドアを吹っ飛ばし、中から汗だくながらもほとんど無傷の人形姫が姿を現す。2人の構成員も気絶しているが、人形を使って救出している。


「ヒヒッ、全く暴れ過ぎたおかげでこのザマだ・・・せっかくのチャンスだったが仕方ねぇ、撤退だ。」


全員で4号車に乗り込み、闇へと消えていく研究会の幹部たち。逃げる獲物を追おうとする主人公(in悪霊)だったが、到着した多くのパトカーと救急車に囲まれる。


「事故現場に到着しました_________どうやら、生存者がいる模様!若い男性が一人!至急保護し。救急車で病院へ______え・・・浮いて・・・る・・?」


「_________・・・虫がたくさん・・・一匹残らず、潰させろ。」



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