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お邪魔虫。

リューカ堂をでて、エンガと二人で手をつないで歩く。

周囲の視線は既に弱い。

人は慣れないもの、恐怖の対象を見れば近づかずに、集団で遠くから攻撃する。

直接ではなくて口だけで攻撃するのだ。


しかし、慣れてしまえば気にならなくなる。

視界にも入らなくなる。

朝から出来るだけ同じ道を通るようにしているので、その効果が既に出ていると思う。


皆が朝から何度も見ているのは

【朝からずっと、小柄な女の子と手を繋いで、ゆっくり歩いてあげてる獣人】

である。

自分の歩幅を小さくして、女の子の歩幅に合わせて、話をする時には軽く屈んであげる様な獣人である。

普段見ている獣人との違いは一目瞭然なのだろう。

警戒しなくても大丈夫だと、自分たちには無関係な存在だと認識したんじゃないかと思う。

むやみやたらに近づかなければいい。

このままの距離感を保ちながら、過ごしていくのが今の一番の選択だと思う。


エンガも一度に沢山の《イイ人》と出会ってしまえば、人間はイイ人が多いと勘違いしてしまう。

それはいかん。

この世界はエンガにとっては悪人だらけだ。

今日の様にイイ人に出会えるなんてそうそう無い。

この世界の普通の人間は【獣人を見つけたら奴隷にする】なんてやつばっかりなんだから。



ルンルンのエンガと武器屋《ニールの店》への道を歩いていると急に声をかけられた。


「お、おい!お嬢さん!その獣人!昨日の奴でしょう!な、なんで眼も足も治ってるんです!?どうしたです、コレは何なんです!?一体、どうゆうことですか!?」

と走り、叫びながら近寄って来たのは、エンガを売った《小太りの奴隷商人》だった。


エンガがするりと私と奴隷商人の間に立ち、

尻尾を膨らませてヴゥーと唸った。


奴隷商人は、たたらを踏みながらも何とか留まり、ヒィッ!なんて声を出している。

エンガが前に出て威嚇をした為、周囲からの視線がきつくなった。

なので、エンガにしか聞こえないような小さな声でエンガを抑える。


「エンガ、大丈夫だから。動かないで。喋らないで。ムカつくのは分かるけど抑えて。私が何とかするから。お願い。」

そうお願いしすると、エンガは奴隷商人を睨みつつも一歩下がってくれた。


私は奴隷について詳しくないので、下手なことは出来ない。

このままエンガを止めずにいれば、エンガを取り上げられるかもしれないし、エンガが犯罪者として連れていかれるかもしれない。

奴隷について詳しくサユさんに聞いておけば良かった。

そう後悔しても後の祭りだ。

兎に角、今の状況で【エンガが奴隷商人に手を出す】のだけは絶対に阻止しなければならない。


まず、この場の空気を何とかしないといけないので、嫌々ながらも奴隷商人に声をかけることにする。


「おじさん!急にあんなスピードで走ってこないでよ!危ないでしょう!エンガが前に出てくれなかったら、私、おじさんに押しつぶされてたよ!」

と、いかにもエンガが私を護るために動いたことを周囲に印象付けておく。

実際、そうだと思うし。


それを聞いた周囲の人は【奴隷が主人を護るために動いた】と納得したようで、少し空気が柔らかくなった。


商人のおじさんも周囲が自分を見てる目に気付いたのだろう、


「す、すみませんね。驚きでつい。怖い思いをさせてすまなかったね。お嬢さん。」

と謝ってくれた。

そして


「ところで お嬢さん。その獣人は昨日、私が売った獣人ですよね?目と足がダメだったはずでしょう?一体どうしたんですか?わざわざ高い金を払って神殿へ行かれたのですか?」

と疑問を続けてきた。

下手な店に入られるよりも良いので、通行の邪魔になるのは承知の上で立ち話をさせてもらう。


「違うよ。大回復薬を使ったの。昔、とある旅先で商人から凄く安いのを1本だけ買ったんだけど、本物かどうかも分からないし、誰も買ってくれなかった奴があったから。そしたら本物だったみたいで完治したの。言っとくけど、おじさんには契約書を書いてもらってるからね?エンガのケガが治っても返さないし、余計なお金も払わないよ。もう【私のエンガ】だからね。」

と周囲にも聞こえるように大きな声で言っておく。


回復薬はもう無い。

偽物かと思っていたのが本物でラッキーだった。

完治しても返さない等の契約がなされている。

それを理解してもらうためだ。


奴隷商人のおじさんは肩を落として


「そうかい。きっと相手も本物なんて思ってなかったんだろうね。お嬢ちゃんは幸運の持ち主なんだね・・・・。そうだ!じゃあ、その獣人、私に売ってくれないかい?お嬢ちゃんに売った金額の10倍で買うよ。何だったら、売れた値段によっては色を付けても良い!お嬢ちゃんにとっても悪い話じゃないだろう?フルフェイスのオッサン獣人を飼うよりも、若くていい男の奴隷を売ってあげるから!フルフェイスの獣人なんて珍品、お嬢ちゃんが持っているよりも、私の方が上手く利用できるから!」

と揉み手で近づいてきた。


断ろうと思っていると、売ってもらえる気でいるのか、奴隷商人のオヤジは


「こんな小汚くて、計算もできない馬鹿で、奴隷商人に捕まる様な間抜けで、意地汚くて、醜い姿をしたフルフェイスのオッサン獣人なんて家畜以下だからね。生きている価値も無いゴミだし、お嬢さんにはもっと優秀な奴隷を紹介してあげるよ。」

とほざいた。


このオヤジ、ぶん殴りたい。

腸が煮えくり返る。

頭が真っ赤に染まって、何も考えられない。

こんな感情は初めてだ。

ダメだ、ブチギレる。

こいつ、絶対に殴る。

視界まで真っ赤に染まる思いで、オヤジを殴ろうと手を伸ばそうとした瞬間、エンガが動いた。

私の視界がエンガの逞しい背中でいっぱいになった。


「断る。俺はヤエの傍を離れるつもりはねぇ。ぜってぇに嫌だ。断る。帰れ。ヤエに近寄るな。」

と毅然と返すエンガ。


すると、奴隷商人のオヤジが憤慨で顔を真っ赤にしながら


「ふざけるな!!お、お前!奴隷ごときが!この俺に!何言ってやがる!」

と唾を飛ばしながらエンガに向かって叫んだ。


それをエンガの背中越しに聞きつつ、毅然とした態度のエンガを見ていたら少し落ち着いた。

本当はボッコボコに殴りたいけど、直接手を出されてはいないので、警告程度にしておこう。

何の警告もなしに ぶん殴れば、こっちが悪者になる。



「おじさん。私も絶対に嫌だよ。さっきも言ったでしょう?私はエンガと離れないし、絶対に離すつもりもない。傷が治ったのは運が良かっただけで、私は傷だらけのままでもエンガと生きていくつもりだったもの。他の奴隷なんていらないよ。私はエンガが良いんだから。エンガ以外じゃ意味がないの。

もし、エンガを取り上げて私の幸せを壊すなら命を懸けてちょうだい。私はエンガが大事だから、エンガを傷つける人間も侮辱する人間も絶対に許さない。全力で叩き潰すよ?」

と軽く殺気を出しながら言ってやる。


周囲がざわつくが、知ったこっちゃない。

お前らも同じだ。

エンガに何かする奴が居れば叩き潰す。


奴隷商人がキャンキャン喚いているので、右足に力を入れて、私と奴隷商人の立っている付近の地面をブチ割ってやる。


雑音が無くなった。


奴隷商人は座り込み、こちらを畏怖の目で見ている。

周囲からの声も無い。


「もう一度言うね?私は【エンガを傷つける人間は許さない】の。他はどうでもいいんだよ?私が馬鹿にされても、笑われても、どうでも良いの。あなたは家族を侮辱されて平気なの?最愛の人を家畜以下と言われて平気なの?たった一人の大切な人をゴミだと言われて平気なの?私は平気じゃないよ。私は、エンガを傷つける人間だけは【敵】だと思ってるから。で、おじさんも私の敵?」

と、首をかしげながら聞いてやる。


奴隷商人は【化け物】とか言ってるがどうでも良い。


「私が化け物なのはどうでも良いよ。このまま、私の敵になるの?どうするの?」

瞳孔を開いてもう一度聞いてあげる。


すると奴隷商人は私の目を見て本気だと分かったのか、真っ青な顔の肉を震わせながら


「わ、悪かった。謝る。殺さないでくれ。」

と言ってきた。

が、言葉が足りない。


「何を謝るの?ちゃんと分かってる?」

と暗に【エンガに謝罪しろ】と教えてやる。

すると


「すまなかった!その奴隷を馬鹿にして悪かった!謝罪する!許してくれ!殺さないで!」

と頭を地面につけながら土下座された。



おおー。

この世界にも土下座があるのね。

人が土下座してる姿なんて初めて見るけど、首を差し出しながら謝罪するのって怖くないのだろうか?

上からナイフでバッサリやられたら終わりだよね?

なんて物騒なことを考えつつ、家に帰りたくなってきたので、とっとと終わらせることにする。



「次は無いからね?」

出来るだけ殺気を消して笑顔で言ってやる。


それを見た奴隷商人は何度も頷きながら、這いずるように去っていった。



さーて、これからどうしよう。

周囲へのフォローもしなきゃダメだよね?

何事も無かったかのように話しかけるか、みんなにも警告しておくか。

どっちにしようかな。

なんて考えを巡らせていると


「ヤエ!大丈夫か?足、痛くねぇか?」

と振り向いたエンガが心配してくれた。


ああ、やっぱり好きだなぁ。

周囲の目も気にせずに、私が自分でやったのにも関わらず、私の心配をしてくれる。

本当に、愛しい人だ。

さっきまでの殺意がサッと散っていったのが分かる。


「うん。平気。ケガなんかもしてないし、全然大丈夫。それより、ごめんね?あんな言葉を聞かせる前に黙らせれば良かった。無視していけば良かったね。傷つけたのは私だよね。ごめんね。」

と判断を誤ったせいで嫌な思いをさせたことを謝罪する。



エンガに抱きしめられた。


「ヤエが謝るのは違う。あいつが勝手に喋り始めただけだ。それに、俺が獣人でオッサンなのは事実だし、ここにいる他の人間も俺をゴミだと思ってる。でも、俺は今はもう気になんねぇ。あんな言葉に傷つくこともねぇ。ヤエがこんなに俺を好いて、あんな喧嘩を売るぐれぇ大切にしてくれてんのに、他の奴の評価なんざ耳に入んねぇよ。俺が嫌なのはヤエと引き離されることだ。だから、俺を手放さないって言ってくれて嬉しかった。ありがとう。ヤエ。」

とぎゅぎゅうときつく抱きしめられた。


どうしよう。

うちのエンガさんが可愛すぎて、鼻血がでそう。

胸板が目の前に広がってます。

幸せすぎて怖い。


なんて考えていると


「あんた達、こんな街のど真ん中で何抱き合ってんだい?そーゆーのは家でやんな!仲がいいのは良いけどね、独り身の奴らから睨まれるよ。まったく。」

と周囲の空気も気にせずに声をかけてくれたのは肉屋の女主人、ネリーだった。


周囲の人が怯えている空気の中、会話をしてくれるのは有り難い。

この空気を払拭するチャンスだ。


「あ、ネリー。えへへ。気を付けるよ。でもね、エンガが凄く愛おしかったの。さっきね、奴隷商人がエンガを馬鹿にするから威嚇したんだけどね、エンガは私の心配してくれたの。もうね、愛されてるなぁ~って思ったら、愛しくて愛しくてさぁ~♪」

と笑顔全開で惚気(のろけ)てみる。


私のだらしない顔を見たネリーは呆れたようにしながらも


「そうかいそうかい。まあ、仲がいいのは良い事だけどね。こんな道の往来で抱き合ってんじゃないよ。せめて道の端に寄りな。それと、奴隷商人の件は大丈夫なのかい?もし、この後もトラブルがあるようなら私に相談しな。力になるよ。」

とアドバイスと力強い言葉をくれた。


ネリーは駄目なところは駄目だって言ってくれる人だ。

名前を呼ぶにあたってのやり取りでもそう。

前の世界では《表面上のお友達》が沢山いた。

でも、ネリーみたいな《親友》は初めてだ。

何だか照れる。


「うん。ありがとう、ネリー。心配してくれて嬉しい。」

とお礼を言ったら


「当り前じゃないか!私たちは友達なんだからね!エンガもだ!ちゃんと私の話聞いてたでしょうね?」

と照れてるのか、少し焦りながらエンガに話を振るネリー。


エンガは突然の会話に驚いて一瞬身構えたけど、


「あ、ああ!聞いてた。大丈夫だ。ヤエは俺が護る!・・・、でも、俺は無知だから。色んなことを教えてほしい。相談に乗ってもらえると助かる。」

と頭を下げようとしたんだけど


「何言ってんだい!エンガ、あんたが無知なのは当然だよ。そういう環境に居たんだ。あんたの責任じゃない。良いね?自分を責めるのだけは止めな。なんでも教えてやるから、いつでも聞きに来な!」

とエンガの背中を叩き、豪快に笑うネリー。


さっきまでの怒りはどこへ行ったのか、エンガも私も完全に心が切り替わった。

周囲も怯えが引いたのか

【ネリーの説教で終わりか?】

【暴れないの?】

【ネリーは怖いもん無いのかねぇ。】

【あの嬢ちゃん、平気なのか?】

【ネリーはあいつらとダチなのか?】

【危険なのはあの嬢ちゃんの方か】

【ネリーが保護者なのね。】

と自由に会話し始めた。


そんな中、一番多かったのは


【あの獣人を馬鹿にすると、飼い主の嬢ちゃんに殺される。おそらく、本気で。】


というような言葉だった。


良かったぁ。

ネリーの存在のおかげで、そんなに怯えられることなく、

【エンガを馬鹿にすれば私が怒る】

事がみんなに伝えられたみたいだ。


ネリーには本当に感謝だなぁ。

ジャムなんかじゃ恩返しには足りないな。

うむ。

卵なんかもあるんだから、もっと素晴らしいお菓子を渡したい。

帰ったら作ってみよう。


と脳内会議していると、


「ほら、そろそろ遅くなってきたんだから、さっさと家に帰りな。ここは今の時間からあっという間に暗くなるからね。夜の商売の人間に声をかけられる前に、とっとと帰りな。」

と今すぐ帰るようにネリーに言われた。


なんですと!?

夜の商売の人間に声をかけられるだと!?

エンガに色っぽいお姉さまが纏わりつくだと!?

駄目だ!

許せん!

却下だ!

帰ろう!今すぐに!


『今すぐ帰ろう!』


私とエンガの声が揃った。

おお!

エンガも同じ気持ちなの?!

そうなのね?!

色っぽいお姉さんに絡まれるよりもお家に帰りたいのね?

よし!

帰りましょう!

今すぐに!


私とエンガはお互意を見つめて頷きあい、手を繋いだ。


「それじゃあ、帰るね。色々ありがとう、ネリー。またね。」


「助かった。じゃあな。ネリー。」


と挨拶をして、ネリーに見送られながら、足早に目指すは我が家。

ニールの武器屋はまた明日。




_____________________________


家に着いた頃には、ネリーが言ったとおりに外は暗くなっていた。

夕飯にはまだ少し早いとは思うが、エンガと約束したパンやらパンケーキを作るので、

買ってきた《特殊な木》を育てることにする。

パイロから聞いたのだが、

《特殊な木》は育てる人間によって品質に変化があるらしい。


例えば、卵の木。

これに生る卵は大きさ、重さ、濃さが別々になるそうだ。

更に、砂糖の木。

私が作ったようにサラサラな物もあれば、黒糖の様な物、氷砂糖、粉砂糖などなど様々な種類が生るらしい。

なので、ちょっと実験してみようと思う。


エンガにはお家で待ってていいよ。

って言ったんだけど、

「んにゃ。傍にいる。手伝う。」

との事なので、隣にいてもらいます。


まずは、牛乳の木。

これを育てる。

【牛乳になれ~牛乳になれ~お前は牛乳だ~】と念じて魔法を使い、時間を進めて実がなるようにする。

何だか雫型の実がなった。

触ってみると、柔らかい。

膜が張られた牛乳みたいだ。

んで、大量に収穫。

保冷・時間停止カバンに入れて、冷やしておく。


それとは別に挿し木を一つ用意。

そっちには

【生クリームになれ~お前は生クリームだ~生クリームになるのだ~】

と念じて時間を進める。


おお!!

今度はさっきの牛乳よりも黄色がかった、色の濃い実がなった!

しかも、触ってみると牛乳より重い、粘度がある感じがする。

これは成功じゃないかな?

エンガにお椀を持ってもらって、1つ割ってみる。

やった!

匂い、粘度、味からして生クリームになってます!

良かった!

これでエンガに生クリームたっぷりのパンケーキを食べさせてあげられる。


エンガは鼻をスピスピ鳴らしながら


「んだ?なんか牛乳より濃い匂いだな。」

と不思議そうな顔。


「これは生クリームだよ。牛乳よりもっと濃くて、泡立てたりして使うの。パンケーキに載せてあげるから、期待しててね♪」

と簡単に説明してあげると


「わわ?わわだて?・・・良く分からんが、ヤエが作ってくれんなら何でもいい。」

と良く分かってないみたい。

わわだてって何ですか?

可愛いんですけど。


と興味津々なエンガと色々と会話しつつ、どんどん木を育てていく。

砂糖も氷砂糖やザラメ、粉糖にしたり、酵母もなんだかいろんな種類が出来た。

塩やふくらまし粉、スパイスも準備OK。


《特殊な木》

を育て終えたら、次は普通の食材を育てる。

時間を進めながらも

【美味しくなれ~美味しくなれ~】と念じる。


そして量産しました。

玉ねぎやらトマト、ニンジンにジャガイモ、にんにく、生姜、ハーブにセロリ、ホウレンソウ、ごま、オリーブやらなにやらと、時間もあるのでガンガン育てました。

エンガは私の隣で収穫&鞄に詰めるのをせっせとこなしてくれました。


そして大体の作業が終わったので、お食事の準備に取り掛かります!

エンガも手伝ってくれようとしたんだけど、先にお風呂に入ってもらうことに。



私はご飯の準備を開始!

今日は、エンガが選んでくれた《エビとイカ》が大量にあるので、

どうしてもエビフライとイカフライが食べたい!

なので、今日はフライに挑戦!

そのためには、パン粉やらソース、タルタルソースを作らないと。

これは時間との勝負じゃぁぁぁぁぁ!

と気合を込めて作業開始。



まずはパンを作る。

エンガに食べさせる分と、パン粉にする用。

時間を進めて発酵させつつ、捏ね、他の準備も同時進行。

まずはソースの準備。

玉ねぎやら林檎やらセロリやらトマトを切って、スパイスやハーブと共に煮る。

んで、時間をグングン進めてって、調味料もどーん。

具材を潰して、こしていく。

タルタル用のピクルス液も作って、キュウリを漬けておく。

タルタルにはゆで卵は必須!

卵も茹でておきます。

マヨネーズは卵と酢、油を泡だて器でまぜまぜ。

・・・・・。

これ、ハンドミキサーとか作るべきだな。

結構辛い。

と思いつつも、エンガの喜ぶ顔を想像しながら必死に手を動かします。





ご飯は炊けてるし、お味噌汁、副菜もOK。

パンも焼きたてホカホカ。

あとはエビフライもイカフライも揚げるだけの状態。

デザートのパンケーキの用意も出来た。

生クリームもOKよ。


んで、現在、エンガさん待ちです。

昨日も思ったけど、エンガは結構長風呂だ。

お風呂が好きなのかな。

ネコ科はお風呂嫌いそうなのにね。

綺麗好きなのかな?

毛並み もふもふしてるもんね。

可愛いもんね。

とニヤニヤ考えていると


リビングの扉が開いた。



そこから入ってきたのはエンガ。



まさかの


《コシミノ着用のセクシーエンガさん》


の登場ぅぅぅぅぅぅぅ?!

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