表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/69

二足歩行の豚

あ。皆様こんちわ。


さっきは取り乱しました。

取りあえず、荷物を持って勘で歩いてみようと思います。

神様曰く、身体強化済みとの事なので丸1日は歩けるだろう。


と、歩きながら魔法の練習をしてみよっと


「え~っと。魔法は呪文とかあるのかな?」


魔法の事に関して自称神様に聞かなかったのが悔やまれる。


「あ~黒歴史になりそうな呪文とかだったら嫌だなぁ。イメージだけでどうにかなんないかね?」


例えば、右手に炎とかイメージして・・・。


「出てるね。炎。・・・あぁ、チートだもんね。無詠唱とか余裕だよね。うん。」


そうと分かれば早速。

鞄は私以外には開けられないようにして、中身だけ大きく、重さは変わらず、時間の経過もなしに!


ちなみに私がこの世界に持って来たのは、お菓子、スマホ、音楽プレーヤー、筆記用具等々。


神様に貰った大小様々な銅貨や銀貨や金貨だけど、大金貨以上は貴族しか使わないらしいので、全て大金貨以下に両替して貰っておいた。でも、大金貨も含めて大量になりすぎて持てなかったので、お金が無限に入るお財布(私以外は触れない)に神様が入れてくれた。


今はちゃんと鞄に入れたままの神様財布と、すぐに取り出せる巾着袋に入れて分けておいた。

お約束の靴底にも入れてみたんだけど、すごく歩きにくかったから辞めました。


「よし。結界の魔法もかけたしこんなもんかな。思ってたよりも疲れないし、つなぎとスニーカーだったおかげで草木や石があっても大丈夫だし」




なんて暢気に考えていた時もありました。


「いやぁぁぁぁ!!ブタ!巨大ブタ!二足歩行のブタ!ぎにゃぁぁぁ~!くんな!こっちにくんな!!」


迫る存在。

ブタ。二足歩行のでかい、キモイブタ。

そう。オークの1匹が斧を振り回し追ってきてます

ing進行形!


オークに出会ったあなた。

どんな行動をしますか?

①叫ぶ

②素手で倒す(武器が無いので拳OR足)

③魔法で倒す(弱いと効かないし強いと丸焦げで素材がパァ)

④逃げる


此処は間違いなく

【魔法】

で逝かせていただきます。


「素材なんていらねーよ!金ならある!命あってだろーが!新しい人生=即死とかフザケンナ!お父さん、お母さん、私に力をー!」


両手から巻き上がる炎。

直撃するブタ。もといオーク。

塵と化すブタ。もといオーク。


生まれて初めて、自分の手で直接命を摘み取ってしまった。

心が痛むかと思ったけど・・・。


「感傷に浸れないよ!自分の命の方が大事だって!あいつ私のこと殺す気満々だったじゃん!こえー!怖いよ!あれだ、襲い掛かってきたアイツの自業自得だし、しょうがない。うん。しょうがないよ。」


「でも、素材がもったいないから、魔法の練習&加減を覚えながら歩いた方が良いねこりゃ。」


と言うことで、町に着くまでは魔法の練習&弱そうな魔物と対戦して行こうと思います まる

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ