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ハーレム100  作者: 松宮星
英雄世界
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45/224

ペンネームは秘密  【久遠寺 葵】(※)

 オレのハートは、キュンキュンと鳴った……



 心の中でリンゴ〜ンと鐘が鳴る。

 欠けていたものが、ほんの少し埋まっていく、あの感覚がした。


《あと六十六〜 おっけぇ?》

 と、内側から神様の声がした。



 オレは、拳を握りしめた。

 六人目で、ようやく萌える事ができた。

 横で、カガリさんとマドカさんも喜んでいる。

 オレが『ごめんなさい、ときめきません』と頭を下げる度に、彼女らはひどく落胆していた。

 仲間探しをしたいオレの為に、この世界の通信手段『電話』や『メール』を用いて二人が友人・知人を集めてくれているのだ。

 彼女らの好意に、やっとオレの萌えツボも応えられたのだ。嬉しい。


 オレの目の前には、エレガントな雰囲気の女性が居た。

 毛先にウェーブのかかった茶髪のロングヘアー、整った顔、レースのシャツ、ちょっぴりセクシーなタイトスカート。

 お化粧が濃いけど、全体的にかわいくて上品な感じ。

 いいなあ、美人だなあ。

 痩せぎみだけど、胸はそこそこ。


 女子大生。

 九十一代目勇者と同じジョブの女性だ。

 女子大生の能力は、OLとよく似ている。この世界の女性は、異世界の人間に溺愛されやすい。どんな者でも味方に引き入れられるのが最大の能力なのだ。


「あなたを仲間に迎えられて嬉しいです、よろしくお願いします」


 女子大生は、戸惑いの表情。

 オレが萌えたんで、頭の中に『コマンド』が見えるようになったのだろう。オレとどういう風につきあうべきかって、それでわかるらしい。カガリさんがそう言ってた。

 サラは『ンなの見えないわよ』って言った。ジョゼも見えないそうだ。

 この世界の住人限定の状態なのかもしれない。

 でも、前にリーズが言ってた。『この男についていかなきゃいけない気がする。逃げようって気にもならねえ』って。

 それに対しイザベルさんは『あなたは勇者さまの仲間になったの。魔王戦が終わるまで、あなたに自由はない。勇者さまの為に働かなければいけなくなったのよ』って説明していた。

 勇者の仲間になると、オレに協力しなきゃいけないって精神状態にさせられるのかな?

 もともとオレを助けたいって思ってたサラやジョゼはそのまんまだけど、オレに無関心だったリーズには強制力が働いたとか?

 むぅ。

 洗脳みたいだ。

 でも、仲間になった後のリーズの態度からして、個性そのまんまだし、オレを全然尊敬してないし……強制力があったとしても、微々たるもんだろう。


 女子大生の頭の中には、どんな『コマンド』が見えてるんだろう?

 まあ、『勇者の全ての命令に従え』とかではないだろう。

 女の子がオレの妄想通りにあらゆることをしてくれたら……エッチなことまでしてくれたら……萌え萌えではある。

 だがしかし、それじゃ、魔王『カネコ アキノリ』と同じだ。女の子の意志を無視して奴隷化するなんて、勇者のする事じゃない。

 エッチな展開になるのは合意の上でなきゃ駄目だよな、うん。


「あなた……本物の勇者なのね?」

 女子大生が眉をしかめつつ、尋ねてくる。

 勇者に本物と偽物があるのだろうか?

「勇者ジャンです」

 笑いかけると、相手も笑みを返してくれた。女子大生が、改めて名乗り直す。マドカさんとカガリさんの従姉妹だそうだ。

「久遠寺葵です。篝さんに騙されたわ、まどちゃん家(ち)で映画の秘密オーディションだ、超美形が居るとか嘘ばっか」

『映画』の『秘密オーディション』?

「魔王戦の仲間探しだって伝わってなかったんですか?」

「そ。ま、そう言われても、篝さんの頭を心配するだけだけど。勇者だ、魔王だなんてありえないし」

 む?

 女子大生が、肩をすくめる。

「ま、超美形は居るには居るけど」

 視線の先にはお師匠様が居る。

「女じゃ萌えないわ、残念」

 男の美形に会いたかったのか? 女子大生はコロコロ笑っている。


 そこで夕食となった。マドカさんが『宅配ピザ』という出前をとってくれたんだ。

 英雄世界に転移したのが昼前。室内は未だに不思議なほど明るいが、窓の外は暗い。もう夜なのだ。この世界の照明は、オレらの世界のモノよりも何倍も明るい。時間感覚が狂ってくる。


 皆で、食事をした。

 この世界で仲間になった三人は、オレらにテーブルを譲り、カウンターで立って食事をした。

 アオイさんが『よくも騙したわね』と文句を言い、二人からあれこれ話を聞いている。


 アオイさんの疑問に、時々、お師匠様が答える。

 基本、オレは彼女らの会話に口をはさまず、目の前のモノを片づけた。

 英雄世界の飲食物には癖がある。

 紅茶をご馳走になった時から思ってたけど、口残りが悪い。薬臭い感じ? 飲み食いできないほどにはひどくはないものの、不味い。

 けど、異世界の食文化がオレらの世界と異なるのは当たり前だ。黙って、食事をいただいた。


 サラは、ピザよりも箱を気にしていた。ボール紙というのだそうだ。使い捨ての包装だと知って、驚いた。文字や絵が刻まれた紙を包装に使い、たった一度の使用で廃棄するなんてオレらの世界では考えられない。


 灯りにしろ便利な通信手段にしろ包装紙までも、科学技術の高さを示す。さすが英雄世界だ。


 食事にはニーナも加わった。

 幽霊のニーナは飲食の必要がないし、本当は食事をできない。

 前に、マリーちゃんが教えてくれた。ニーナは食べているのではない、飲食物を自分の霊体にとりこみ吸収しているのだと。

『生前の記憶から、食事の真似をする分には、何の問題も、ありません〜 ですが、霊体への吸収は、対象物の、完全消去、です〜 どんなものでも、吸収できて、しまうのです〜 石でも、犬でも、猫でも、人間でも〜 生き物の命を、奪い、吸収したら、邪霊へと堕ちて、しまうので、ニーナちゃんが、道を、誤りそうな時は、みなさん、全力で、止めて、あげて、くださいね〜』

 ニーナはさびしがりやだから、みんなと食事がしたいんだ。切れ目の入ったピザを分け合って食べるのが嬉しいらしく、ニコニコ笑っている。


 カトリーヌは食事の準備・片付けを手伝い、美人姉妹と従姉妹に積極的に話しかけていた。

 マドカさんは、小柄で子供っぽいかわいい顔をしてる。けど、胸も大きいし、既に人妻なんだよな。フリルのエプロンが萌え。

 カガリさんは、ショートヘアーが似合う、かっこいい系のお姉さん。胸は小さめだけど、お尻はやや大きめ。OL衣装とストッキングが萌え。

 アオイさんは、お化粧が濃いけど、全体的にかわいくて上品な感じで、萌え。

 三人ともタイプが異なる美人だ。

 この三人には出逢った瞬間、萌えた。


 けど、カガリさん達が紹介してくれた五人の女性には、萌えなかった。

 女子高生二人、女教師、保母さん、フリーター。すっごい美人は居なかったけど、かわいかったり、セクシーだった。なのに、キュンキュンこなかったんだ。スカート丈がやたら短かい女子高生にはキュンまでいったけど。

 仲間にできなかった五人には、お帰りいただいている。

 我ながら自分の萌えツボがよくわからない。


「ちょっといいかしら?」

 次の仲間候補は、まだ来ない。食後のお茶タイムに女子大生アオイさんが、オレの前に立った。すらりとしていて、立ち姿勢が格好いい。

「わけわかんない事だらけなのよ。異世界に召喚とか嘘みたいだけど、嘘じゃないみたいだし。いろいろ教えて欲しいの」

「はい」

「その前に……」

 アオイさんがバッグから掌サイズの機械を取り出す。

「写メ撮っていい?」

 どうぞと答えた。『写メ』ってのは、即席絵画だ。現実の一瞬を切り取ったような絵を記録として残すのだ、『勇者の書』にそう書いてあった。

 しばらく機械をいじってから、アオイさんはにっこりと笑みを浮かべてオレの横に腰かけた。さっきまでカトリーヌが座ってた席だ。

 今、女狩人はマドカさん達にべったりだ。二人について歩き、家事を手伝い、愛想よく話しかけている。ターゲットはどっちだ? 両方か?


「賢者さんから聞いたけど、私、魔王戦当日にあなたの世界に呼ばれるのよね?」

 オレは頷きを返した。

「戦力として」

 又、頷いた。

「異世界に召喚されると、何だかわからないけど、私達、強くなれる……のよね?」

 もっかい頷いた。

「それ、本当……?」

「本当ですよ」

 歴代勇者がそうだったもん。

 オレには、『女の子百人強制仲間枠入り』と『ちゅど〜ん』と『自動翻訳機能』と『勇者眼(アイ)』ぐらいしか勇者らしい能力がない。

 だけど、異世界から来た勇者はみんな、特殊能力持ちで強かった。『異世界では平凡でも、転移すれば強くなる』ものなのだ。


「わかったわ。その件はもういい。魔王のこと教えて。魔王っていうから強いんでしょ?」

「はい」

「どれぐらい?」

「能力や強さは魔王ごとに変わるので、どれぐらいとは言えません。しかし、HPが1億なのと、防御力はほぼ固定です」

「どんな攻撃してくるの……?」

「現魔王の能力は不明です。今までの魔王は、だいたい怪力無双でしたね。睨むだけで人間を殺すとか動物に変化させちゃう奴とかざらに居たし、眼から怪光線放ったり、口から火を吹いたり、歩くだけで地震を起こしたりとか……」

 アオイさんの顔色が悪くなる。

「あ、でも、大丈夫ですよ。開幕にオレの仲間が『先制攻撃の法』を唱えますから」

「なに、それ?」

「『敵に攻撃される前に、味方全員が必ず攻撃できる』技です。オレら百一人の攻撃が終わるまで魔王は何もできないんです。先制攻撃の法が有効な間に、魔王を倒すんで、みんなが怪我をする事はありえません」

 アオイさんの顔から少し緊張が解ける。


「じゃ、次、召喚の事ね。あなたの世界の何処に何時頃どんな形で呼ばれ、どうやって元の世界に還してもらえるの?」

 何処にどうやってって……

 どうなんだろ?

 聞いてないや。

 首をかしげるオレの代わりに、お師匠様が答えてくれる。

「召喚手段は魔法陣だ。魔法陣を刻んだ魔法絹布を魔王城に持ち込み、世界ごとに仲間を召喚してゆく」

「何時、帰還させてもらえるんです?」

「その世界から共に来た者全てが攻撃を終えたら、だ。全員を帰還させた後、次の世界の者を呼び出す」

 ほう、そういう予定だったのか。知らなかった。


「つまり……魔王戦の為だけに呼ばれ、共に召喚された人間全員が攻撃を終えたら、即、もとの世界に戻してもらえるって事ですね?」

「そうだ」

「……この世界がトリではないですよね?」

 トリ?

 アオイさんは言い直した。

「魔王に最後に攻撃するのは、この世界の人間ではないですよね?」

「召喚はジャンと結ばれた縁に基づく。訪れた順だ。幻想世界、精霊界、それから英雄世界となる」

 あれ? そうなの? 精霊達はしもべになって側に居るから、召喚も帰還も必要無いよな。どうするんだろ? そのへん聞いてないや。

「英雄世界の後、残り八つの世界の者を召喚する。魔王への最終攻撃は我々の世界の者がなし、勇者がとどめを刺す」

 まず仲間達全員に攻撃してもらう。

 で、魔王の残りHPをみて、オレは運命を決めるわけだ。

 普通に攻撃するか、ちゅど〜んするか。


「三番目……」

 アオイさんの顔がほころぶ。

「それを聞いて安心しました。三番目なら気軽……というか、安全というか……問題ないですね」

 アオイさんがニコニコと微笑む。


 魔王戦の為だけに呼び出し、そのまんまもとの世界に還すのか……

 一方的に利用するだけ利用して、ポイ捨てしてるみたいで悪いなあ。自分が参加した戦いの結末がどうなったかわかんないまま、その後を過ごすのも気分悪いだろうし。

 謝ったらアオイさんは、クスクスと笑った。

「私的には、やる事だけやって還してもらった方が気楽」

 そうなの?

「だって、勇者さんが魔王に負けるかもしれないでしょ? 勇者さんが死んで、還れなくなったらたいへんだもの。先に還してもらう方がいいわ」

 負けませんよ、魔王には。

 まあ……オレは死ぬかもしれないけど。

 術師が死ねば、召喚された者はもとの世界に戻る。けど、術が正しく働かない恐れもあるし、先に還ってもらう方が安心か。


「絶対、この世界に還してね」

 アオイさんが繰り返し念を押す。


 わかったと答えながら、オレはお師匠様をちらっと見つめた。

 必要なことは、積極的に教わろう。

 魔王戦のおおまなかな流れや仲間の召喚・帰還のやり方なんかは、今の内から学んでおけそうだし。しっかり覚えておこう。

 お師匠様からいろいろ教わっておいて、もとの世界に帰ったらセリアとも話そう。全部おんぶに抱っこじゃ情けなさすぎる。

 オレだって、いい加減、半人前は卒業したいんだ。


「絶対安全で責任無しなんだもん、勇者仲間体験、受けるわよね〜 夏コミ入稿前だけど、日帰りだし、まだスパートって時期でもないしね」

 ん?

 アオイさんの独り言がよくわかんない。自動翻訳機能が正常に働いてないのか?

 ものすごく速い指使いで、アオイさんが掌の機械のボタンを操作する。『ケータイ』で『メール』してるんだ。

「今日・明日、ここ面接会場になるんでしょ? 友達に声かけてもいい?」

 アオイさんがそう尋ねると、カガリさん達は笑顔で頷いた。


「ジョブ被りは禁止なのよね? 女子大生、OL、主婦以外よね? あとのNGジョブは?」

 この世界の人間はみんな親切だなあ。オレの為に、仲間探ししてくれるんだもん。

「既に仲間になってるジョブはですね……格闘家・魔術師・僧侶・戦士・学者・占い師・盗賊・発明家・獣使い・狩人・ゆうれ……いや、ニーナだから子供かな?……それから、人魚・海の警備員というかネコ娘・女侠客・クマ戦士・森の女神・養蜂家・市民生活向上課公務員・鍛冶師・小学校の先生・狼王・接待用ゴーレム・ドラゴンの女王……」

 アオイさんが指を動かしながら、口笛を吹く。

「ファンタジーなジョブがいっぱいね」

「後は、炎水風土氷雷光闇の精霊です」

「精霊は言わなくてもいいわよ。絶対、被らないから」

 アオイさんはクスクス笑う。


「勇者さん達、いつまでこっちに居るの?」

「最長一週間ですね。魔王が目覚めるのが六十一日後なので」

「百人まで後何人?」

「六十六人です」

「ここを含む九つの世界にそれぞれ六日か七日滞在……一つの世界ごとに八人づつ仲間にしてけばどうにかなりそうね」

 ほう、そうなのか。

「これから、なるべく人口の多い世界へ行くつもりです」

「でも、増やせる時には増やしちゃった方がいいわよね?」

「ですね」


「『なりきり企画 異世界召喚ツアー ヒロイン募集』とか立ちあげたら、すぐ人集まりそうだけど」

 立ち上げる?

 クスクスとアオイさんが笑う。

「でも、もったいないわよね、せっかくのネタ、バラまいちゃうのも」

 ネタ?


「私、趣味で創作活動してるの」

 オレの横でアオイさんが足を組む。OLじゃないけど、アオイさんもストッキングを履いている。

「本物に会えたんだもの。なろうあたりで、勇者ものに挑戦してみようかしら」

「作家なんですか?」

 アオイさんが明るく笑う。

「ま、そんな感じ。素人だけどね。歴史同人のサークルも持ってるの。半ナマじゃなくて乾物」

 む?


「そっち方面の知り合いで、近場の人に声かけてみるわ。結構みんな職業バラバラなのよ。制服がある子には、着てもらった方がいいのよね?」

 いろんなジョブに会わせてもらえるのはありがたい。


 カガリさんの知り合いの『家事手伝い』さんが到着したので、アオイさんとの話はそこまでになった。


 英雄世界の女性と対面するのがオレの役目。お師匠様もそのフォローについてくれ、マドカさんやカガリさんも立ち会ってくれる。


 アオイさんは、オレらの世界のことや魔王戦の事などをサラ達に質問し、携帯電話のボタンをせわしなく叩いている。

 勇者システムや過去の勇者のことは、サラ達は詳しくない。答えられない質問も多いようだ。

 後で、オレかお師匠様が答える事になるだろう。






 魔王が目覚めるのは、六十一日後だ。


 横から見聞きした限りだけど……

 アオイさんは、情報収集に熱心だ。

 その上、面接に来てくれる人達への分かりやすい説明をまとめておこうか? と提案してくれているみたい。


 理知的な人なんだ。

 セリアと気が合いそう。

 さすが大学に進学して高度な専門知識を学んでいる人は賢いなあ。


「やっぱ、なろうより、ムーンのがいいかな。だけど、設定し直さないと……女を百人仲間にして、男の絡みは侯爵家嫡男だけ、か……。んー、萌えない……。いっそのこと男の仲間を集めて、主人公総受けの逆ハーで……男100人……これかッ!」

 アオイさんはチラッとオレを見た。

「あ〜、でも、平凡受けで100人は苦しいかぁ。うーん、しかし安易に美少年に走っちゃうのも……」

 アオイさんのひとりごとは、専門的用語が多い。何言ってるかわかんない。

 けど、知的なアオイさんが協力してくれるのは頼もしい。仲間探しは順調に進みそうだ。



* * * * * *



『勇者の書 101――ジャン』 覚え書き


●女性プロフィール(№034)


名前 クオンジ アオイ

所属世界   英雄世界

種族     人間

職業     女子大生

特徴     マドカさんとカガリさんの従姉妹。

       ○×大学文学部三年生。

       趣味で創作活動をしている。

       理知的で勇者情報収集に熱心。

戦闘方法   不明

年齢     20歳。

容姿     毛先にウェーブのかかった

       茶髪ロングヘアー。

       ほっそりしてるけど胸はそれなり。

       セクシーなのに、かわいくて

       上品な感じのきこなし。

口癖    『ま、』『萌える』『萌えない』

好きなもの  創作活動。

嫌いなもの  危ない事。

勇者に一言 『勇者ものに挑戦するわッ!』

挿絵(By みてみん)

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