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BORDER  作者: 石川
7/10

打開策 2

俺の攻撃技はただのパンチだ。だけど俺の体に流れる血を上手く使えば破壊的なパンチを繰り出せる。

今までこのパンチを成功して当てて壊せなかった物はない 。成功率は10分の1 桜さんの予知能力より確率が低いが当たれば絶対倒せる…てかこの技を当てないと勝てない

「前に突っ込んで!」

「ズバーン!」

「危ねーサンキュー」

「さぁ行きなさい」

「わかったよ!」

「喰らえデスナックル」

「ズギャーン!」

蟹がバラバラになった。跡形も無くなってるやった倒した!

「やったねーけんたー」

「むぎゅ」

うぉ桜さんがハグしてくれた。嬉しーい

「ちょっと何考えてんのよ」

「ごめんごめん」

「シュワシュワシュワ」

あれ?体が溶けてくあれ?でも死ぬわけじゃ無さそうだ。

「シュワシュワシュワ」

ん?教室に戻ってきた?

「よう!けんた!久しぶり」

「あれ?なんであかし?死んだんじゃ」

「死んでねぇよ〜」

「ん?どういうこと?」

「これはー卒業試験なんだけど本当に死んじゃたらまずいでしょ」

「まぁそうか」

「あいつを倒せるかが試験だったけど見事倒せたから合格ってこと」

「なるほど」

でも今クラスにいるのは10グループに別れたうちの俺たち含めた3グループしかないな

「不合格は家に帰されたみたいよ」

「桜さん!」

「それにしてもよくあの攻撃当てたわよね。確率低かったのに」

「いやまあね〜桜さんの予知能力のおかげで当てられたし。あかしの雷竜の攻撃がなければあそこまで弱ってなかったし」

「まぁどっちにしても良くやったじゃない」

「そうだよ!けんた」

「ありがと」

「ガラガラガラ」

「あっ先生」

「皆さん座ってください」

先生が来た。聞きたいことが沢山ある。けど…

なんだろうこの緊張感初めてだ

「皆さんお疲れ様です。そしておめでとうございます」

「あなた達はモンスターに勝って見事ハンターになれました。次のステージでも頑張ってください」

「あの〜先生」

「どうかしましたか?」

桜さんが手を上げた。

「あれはどのレベルのモンスターだったんですか?」

まぁそれは俺も気になる。本当に☆4とかのモンスターなら6ハンターぐらいにまでいけるはずだ

「ああーあれは☆3ですよ」

「え?じゃあ」

「駄目ですよ力を過信しちゃ」

「あれは確かに☆3でもあなた達は3人で戦ったでしょう」

そうか俺たちは3人だった。普通ハンターは協力しあって戦うことは無い

でも

「じゃあ1人1人で試験をすればよかったんじゃ」

俺もそう思う

「それもあります。けどあなた達の実力はまだハンターになりたて。最初は1人で戦うよりみんなで力を合わせる方が強いんです」

「ある程度強くなってから1人立ちするんです」

「そういうことで1人では絶対に倒せなくて協力すればギリ倒せるぐらいのレベルにしたんです」

なるほどそういうことか

「さぁ新しいステージでも頑張ってください。そして沢山の人を助けてあげなさい。期待してますよ」

「はい!」

俺たちのハンター人生はこれからスタートだ!

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