新幹線の攻防戦 2
「おいけんた!起きてくれ」
15分前
「まず時止めの君から潰そうかな」
「やってみろよ」
「いくよー「血百突」」
ブン ジャー
さっきより矢の量は少ないけど、スピードが速ぇ
「「翼眼!」」
ピタッ
よし止まったこっから畳み掛ける
「あかし!」
「わかってる!来い「「赤虎」」」
ガォーー
あかしの赤色の虎が牙を向いて攻撃にいく。
「ざんねん」
ズュシャ
赤虎の首が簡単にはねられた。
こいつの刀切れ味えぐいな。当たったらひとたまりもないぞ
「「「デス ナックル!」」」
バゴーーーン!
「やった!やったぞけんた!」
いやまだだ!当たった感触はない。次が来る。
煙がすごい。前がろくに見えやしない。どうする?
シュッ
!!!
「「あかし後ろだ!」」
「こっち来んのかよ!」
クソ!先に翼眼持ちの俺を殺すと思ったのに結局あかしかよ!1日にそんなに多用はできないが、使うしかない。
「「翼眼っ!」」
「待ってたよー」
こいつ俺が翼眼使うタイミングで俺目掛けてターンしてきやがった。まずい翼眼を使ったあとは、
「体が重くなる。 だろ?」
こいつわかってて、この攻撃を……
「「「ジュシャ」」」
刀がけんたの腹を突き破った。俺があの時こいつを仕留めてればこんな事には…
「「あかし何してんの!はやく助けなさい」」
「いやもう僕には…」
「何してんのよ!うぉーーー!」
バカな、桜さんが行って何ができるんだ!まずい!
「桜さ…」
「君は弱いね〜」
ジュシャジュシャ
ものすごいスピードで桜さんの脇腹を貫いた。
ドタッ
「はぁ〜あとは君だけか」
「まぁなかなかに面白かったよ。もう死んでいいよ」
あかし起きてくれよ!頼むよ…
終わった。桜さんも、けんたも俺のせいで…ごめん親父おれはもう…
「でもあの女の子は大した事なかったな」
「は?」
「ちょっと攻撃が見えてるだけだし攻撃できないし。死んでよかったじゃん!」
は?何を言ってるんだ?こいつは?
ああそういう事か、こいつは人を殺すのにためらいはない。
もういい。ここでこいつを…
「「殺してやる」」
「ヒャハ!いいねまだ楽しめそうだ」
「来い犬神」
「まじか!」
この犬は今までのやつとは桁違いに強いぞ。まだ隠し持ってたのかよ!この子面白いな
爪の攻撃が来る。これはやべぇなここは…
「「血万突! っと」」
キャイイン
よし次はどんなのがくるかな?
シュッシュッシュッ
速い!黒い影しかみえねぇ。どんなやつだ?…
見えた!
え?おいまじか!なんで犬がまだいるんだよ!
「俺の犬神はそんなんじゃやられねぇよ。」
「クソッ!」
「「やれ犬神!」」
「「 ぐわーーーっ」」
犬神の爪が相手の胸を引っ掻いた。結構深い傷だ
こいつはもう…
「ふふん。さっきはごめんね。最後に君とどうしてもやりたくて。みんな結構強いし。これからも頑張ってね」
「言われなくても。…」
「大阪では気をつけて」
「え?」
「……」
もう行っちまったか…
しかし最後の大阪に気をつけろとは?
「やぁみんな大丈夫?」
「四上先生!」
「あれ?あかし君だけ?」
「いやあの…」
「そういうことね。気にしないで。大丈夫だよ」
「大丈夫だよ?え?どうして、もう…」
「さぁ早く治そうか。手伝って!」
「え?治せるの?」
「当たり前じゃん。俺∞ハンターだし」
いやいや。いくらなんでも、反則すぎるでしょ。
この瀕死状態治すって…