そんなもんさ
こんなにも人を愛したのは初めてだ。
付き合えないとわかっていても
どれだけ時間が経っても。
どうせ愛してくれないことはわかっているのに
あの日の気持ちを忘れられない。
白紙の紙に広がる無限の可能性を
今日も思って泣いてしまう。
記憶は薄く遠くなるばかり
美しい場面が額縁にはまり
1つの絵のように輝いている。
心に響く曲は全てあなたで彩られている。
極彩色に放つ思い出を
不必要だと思いつつ
今日も思って泣いてしまう。
さっき、あなたによく似た目をした人に会った。
強い目はどこまでもどこまでも遠くを見つめているようだった。