ハロウィンに化かされたAI
10月31日、ハロウィン。
あの世から幽霊がやってきて、いたずらをする日。
かぼちゃをくり抜いた恐ろしげな顔のランタンや、
オレンジ色の装飾品で、町が彩られる時期。
しかし、この町では、何の飾り付けもされていない。
それには、こんな理由がある。
5年ほど前のこと。
10月31日のハロウィンの日に、この町で大きな事故があった。
ハロウィンのお祭りの最中に、暴走車が子供たちを次々と跳ね飛ばしたのだ。
跳ね飛ばされた子供たちが地面に横たわり、町のあちこちは血で彩られた。
誰にとっての幸か不幸か、この町には監視カメラの類がほとんどなく、
犯人の顔も、車のナンバープレートも、記憶しているのは犠牲者のみ。
目撃者に年寄りが多かったせいか、目撃証言も曖昧で、
犯人も車も逃げたままで未だ見つかっていない。
この町の人たちは年寄りが多く、住民の入れ替わりは少なく、
事故の記憶は今も生々しく残っている。
それ以来、この町では、ハロウィンに、
飾り付けやお祭りをすることはなくなった。
そんなその町にある学校の、無邪気な学生たちによって、
ハロウィンのお祭りが行われようとしていた。
その学校は、事故後の最近になってこの町に創立された新設校。
主にコンピューターを使った研究を行っている。
学生たちは、比較的新しい住民の家の子が多い。
事情を知らぬがゆえか、あるいは若さか、
学生たちの間で行事の企画が持ち上がった。
「この町でも、ハロウィンのお祭りをしないか?
事故の記憶で苦しむ町の人たちが、
辛い記憶を少しでも和らげることができるような、
町の人たちみんなが楽しめるお祭りにしたい。」
「いいね。
町の人たちはやりたがらないかもしれないから、
僕たちが率先して行動しようじゃないか。」
「わたしたちの研究が役に立つようなお祭りがいいね。」
そうして、今年の10月は、
その学校の学生たちが主体となって、
その町で久しぶりにハロウィンのお祭りが行われることになった。
かといって、ただかぼちゃのランタンを並べるだけでは、
5年前の事故の記憶に苦しむ町の人たちの助けにはならない。
もっと、目新しい、今までに無かったようなお祭りを。
自分たちが研究しているコンピューターの技術を利用して、
町全体で楽しめるようなお祭りを。
そうして、ハロウィンのお祭りには、
AIによる画像生成と、
プロジェクションマッピングが利用されることになった。
AI、Artificial Intelligence、人工知能。
資料となるデータを入力すると、
あらかじめ決められた手順に従って自動的に処理を行い、
結果を出力するコンピューターの仕組みのこと。
AIによる画像生成とは、
AIが指示に従って自動的に画像を生成すること。
画像にして欲しいことを言葉などでAIに伝えると、
膨大な資料から傾向などを読み取って、
その言葉に相応しいと判断した画像を生成してくれる。
プロジェクションマッピング。
プロジェクター、映写機を使って立体物に映像を投影すること。
建物の表面に映像を表示することで、
あたかもそこに物があるかのように見せることができる。
この二つは、どちらもその学校の学生たちが研究していることで、
画像生成AIや映写機、それと映像を映す建物を用意できれば、
町の人たちに特別な用意をしてもらう必要もない。
準備も後片付けも、短時間で済ますことができる。
ハロウィンのお祭りを町中のような大きな規模で行うには丁度いい。
学生たちの話し合いはトントン拍子に決まっていった。
「ハロウィンのお祭りで投影する映像は、
町の人たちにも参加してもらって決めてもらおうよ。
ハロウィンでイメージすることを聞いて、AIに入力して画像生成させるの。
絵が描けなくても、飾り付けの準備ができなくても、お祭りに参加できるよ。」
「それはいいな。そうしよう。
それから、画像生成AIが参照するデータには、
僕たちが今までに撮り溜めてきた写真を使おう。
それから、使用が認められている画像を、
インターネットから拝借させてもらう。」
「実際に画像生成AIを使う方法だけど、
持ち運びできるコンピューター、タブレットを用意しておいた。
このタブレットに画像生成したいイメージを言葉にして入力すればいい。
そうしたら、インターネットを経由して、画像生成AIとやり取りできる。
誰でも簡単に使えると思う。
画像を投影するには、タブレットとプロジェクターを接続してくれ。」
「プロジェクターだけど、知り合いの業者からまとめて借りられた。
投影場所についても、この町の中だったら、
どこにでも投影してもいい許可を貰えた。
町役場に相談に行ったら、町長さんがえらい乗り気で、
観光名物になるように頑張ってって、
町長さんから直接、励ましの言葉を貰っちゃったよ。」
「それは光栄なことだな。
では早速、プロジェクションマッピングで、
町に投影する映像のイメージを決めるために、
町の人たちに聞きに行くとしよう。」
そうして学生たちは、ハロウィンのお祭りに投影する画像を作るために、
町の人たちに話を聞きに行くことにした。
ハロウィンのお祭りに、町中をプロジェクションマッピングで飾る。
その画像をAIに生成させるための、元になるイメージを集めるため、
学生たちは町へ繰り出した。
「ハロウィンと聞いて、何を連想しますか?」
通常なら何気ない質問だが、
この町ではハロウィンの日の事故の記憶が生々しく、
お祭りにふさわしい回答を得るのは大変だった。
「ハロウィン?
かぼちゃとお菓子と、やっぱりあの事故のことかねぇ。
あの事故の時は、地面が真っ赤に染まっていたよ。」
「嫌なことを思い出させてくれるな。
あの事故の時は、うちにもかぼちゃのランタンを飾ってあったんだ。
お菓子をもらって、子供はよろこんでいたがね。」
「ハロウィン?
お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ~!ってあれかな。
オレンジ色の飾り付けがきれいだよね。」
学生たちは苦労しつつも、ハロウィンのイメージを集めていった。
そうして、おおよその準備が終わった10月30日。ハロウィンの前日。
夕方までに、町中に映写機を設置し終えて、
薄暗くなった町でプロジェクションマッピングの試写が行われた。
映写機を制御するAIに指示を出すと、
タブレットに繋いだ映写機から町の建物へ、
オレンジ色のかぼちゃのランタンが映し出された。
「おお・・・!」
「わぁ、綺麗。」
「ハロウィンのイメージと聞いても、返ってくる言葉が暗いものばかりで、
どうなることかと思ったけど、どうやら大丈夫のようだな。」
いよいよ明日はハロウィン当日。
町の人たちが事故のことを忘れられるような、
そんな楽しいお祭になることが期待されていた。
そうして翌日、10月31日。ハロウィン。
プロジェクションマッピングの投影ができる程度に暗くなるのを待って、
その町で久しぶりのハロウィンのお祭りがはじめられた。
「プロジェクションマッピング、開始!」
学生たちの掛け声で、
薄暗くなった町が一瞬にしてハロウィンの飾り付けに彩られた。
壁いっぱいに映し出されたオレンジ色のかぼちゃのランタン。
民家の壁や屋根を踊るように飛び回る小さな魔女たち。
木々の間を消えては現れる小さなコウモリの影。
映写機が置かれていただけの町は、瞬く間にお祭りの舞台となった。
最初、町の人たちはおっかなびっくり。
やがて、小さな子どもたちが喜んではしゃぎだし、
それにつられるようにして、
大人たちもお祭りの雰囲気を楽しむようになった。
「すごい!お外にかぼちゃさんがいっぱい!」
「ハロウィンだなんて、久しぶりだなぁ。
何の準備もしていないのに、急に賑やかになった。
あの映写機で映してるのか。」
「学生さんたちが準備してくれていたものね。
わたしも手伝ってあげられたらよかったのに。」
帰宅途中の人たちが、何事かと足を止める。
民家の玄関が開いて、一人また一人と人が表に出てくる。
もちろん、事故の記憶が消えたわけではない。
しかし、それでも、その町の人たちは、
今いっときハロウィンのお祭りの美しさに心奪われていた。
プロジェクションマッピングを使った町中の飾り付け。
その映像は、町の人たちがハロウィンから連想するイメージを基に、
用意した写真やインターネット上の画像を分析して、
画像生成AIが自動的に描き出したもの。
学生たちの企画は町の人たちに評判で、
秋の夜の町は、温かい光に彩られていた。
そのまま何事もなく、穏やかなハロウィンでありますように。
そんな人々の願いは、前触れも無く壊れ始めていた。
騒ぎは、町の片隅から始まった。
「あぶない!車が来るぞ!」
そんな叫び声と共に、一台の車が猛スピードで駆け抜けていった。
その車が向かう先には、ハロウィンのお祭りを楽しむ町の人たち。
ハロウィンのお祭りに暴走車、これは5年前の事件の再来か。
そう思われたがしかし、暴走車はお祭りの人々には全く干渉せず、
民家の壁を駆け抜けていった。
何事かわからず目を白黒させる町の人たち。
学生たちは慌てて声を掛け合った。
「おい!今のは何だ!?」
「わかんない!
暴走車みたいだったけど、車じゃないよね?」
「ああ。
あれは実際の車じゃない。プロジェクションマッピングだ。
壁の映像の中を、車が走ってる。」
「どうしてだ?
画像生成AIには、町の人たちから聞いた、
ハロウィンのイメージを入力したはずだ。」
「もしかして、ハロウィンのイメージで事故を連想したから、
画像生成AIが事故の映像を書き出した、とか?」
「わからん。
しかし、このまま放っておくわけにもいかない。
町の人たちに事故のことを忘れてもらいたかったのに、
暴走車なんて見せたら逆効果だ。
早く止めなければ。」
「うん、そうだな。」
学生たちがプロジェクションマッピングの映像を止めようとした、その時。
すぐそこの曲がり角の向こうから、大きな物音が聞こえてきた。
ゴムを擦り付ける大きくて鋭い音、
そして、何かがぶつかるような音。
学生たちは顔を見合わせ、
それからプロジェクションマッピングはそのままに、
曲がり角の向こうへと走っていった。
何かがぶつかったような大きな物音。
曲がり角の向こうでは、凄惨な光景が広がっていた。
真っ赤に染まった地面。
地面に横たわる何人もの子供たち。
滅茶苦茶に壊れた車・・・しかしこれは壁に映った映像。
そしてその真っ只中に、整った身なりの一人の人影が立ち尽くしていた。
それを目にした学生たちが口々に言う。
「おい、なんだこれは!?
ハロウィンの日に、また事故が起こってしまったのか?」
「いいや、よく見ろよ。
あれはプロジェクションマッピングの映像だ。
倒れている子供たちも、壊れた車も、プロジェクターが投影した映像だよ。
本物のはずがない。」
「でも、じゃああの物音は?
何かがぶつかったみたいな音が聞こえたよ。」
「わからない。
プロジェクションマッピングには、音を出す機能は無いはずだが。」
「それに、あそこに立っている人は?
あれは本物の人間だよね。」
「うん。
あれ、もしかして町長さんじゃない?
町役場に行った時に見た顔だよ。」
事故現場を映し出すプロジェクションマッピングの真ん中で、
町長らしき人影は呆然と、
しかし頭を掻きむしりながら何かを言っている。
学生たちが聞き耳を済ませると、こんな声が聞こえてきた。
「わたしじゃない。
わたしが悪いんじゃない。
あの時は接待で、少しだけ、少しだけ酒を口にしただけ。
運転には影響が無かったはず。
それなのに、車が言うことをきかなくって・・・。
悪いのは私じゃなくて、車のはず。」
町長らしき人影は、
そのようなことを繰り返し口にして、
やがて卒倒してパタリと倒れ込んでしまったのだった。
たまたま近所に警備の警官がいたおかげで、通報はスムーズに行われた。
ハロウィンのお祭りの最中に人が倒れた。
警官からの連絡で、すぐにパトカーや救急車がやってきた。
倒れていた人は速やかに救急車で運ばれていった。
プロジェクションマッピングはそのままに、警察の現場検証が始められた。
もちろん、車も何もかもがプロジェクションマッピングの映像なので、
本物の事故ではないが、人が倒れたとあっては一大事。
簡単な事情聴取の後、ハロウィンのお祭りは中止とされ、
学生たちは直ちに解散するように言われてしまった。
片付けは明日以降でいいからと、
学生たちはすぐに帰宅させられることになった。
「お祭り、中止になっちゃったね。」
「ああ。残念だけど、今日のところは帰ろう。」
「そうだね。片付けは明日だ。」
学生たちが帰り際に、事故現場のプロジェクションマッピングを振り返る。
誰がやったのか、地面に横たわる人たちの映像は無くなっている。
壁に映写されたままの車を見ると、ナンバープレートには10-31と書かれていた。
「・・・ハロウィンの日付のナンバープレートなんて、悪い冗談だ。」
そんな言葉を飲み込んだ顔は苦そうに、学生たちはその場を後にした。
ハロウィンの日に事故があったその町で、
ハロウィンのお祭りの最中に、誤って事故の映像が投影されてしまった。
事故の記憶に苦しむ町の人たちからは、さぞ恨まれたことだろう。
学生たちはそう反省したが、
しかし、実際にはそうはならなかった。
なぜなら、ハロウィンのお祭りの一件から、
5年前の事故の捜査が急展開を迎えたから。
その後の警察の現場検証で、
事故現場を再現したかのようなプロジェクションマッピングの映像に、
10-31というナンバープレートの車が映っていたのが確認された。
もしやこれは実際の暴走車のナンバープレートなのでは?
そんな予想のもとで、車の所有者の照会が行われた。
すると、車の所有者は町長だと判明した。
そして、あの事故現場のプロジェクションマッピングで倒れていたのも、
やはり町長その人だった。
これで町長が事故と無関係だと言うには無理がある。
実は、元より警察は、暴走車の運転手は町長ではないかと疑っていた。
しかし、相手が相手なので、
確実な証拠がなければ捜査することができず、身動きがとれなかった。
そこに、今回のハロウィンのお祭りの一件。
事故現場の映像を見て、関係をほのめかすことを口走った後に卒倒。
事故に無関係とは思えない。
あるいは、偶然に町長の車が映し出されただけだとすれば、
プロジェクションマッピングに盗撮された映像が使われたのかもしれない。
そうだとすれば、町長の安全のためにも捜査する必要がある。
警察はそんな口実で、渋る町長を押し切り、捜査を再開。
その結果、町長の家のガレージから、
破損して血の跡が残る車が発見されたのだった。
そうして、学生たちは意図せず、
ハロウィンの事故の解決の立役者となった。
ハロウィンのお祭りから数週間後。
お祭りを企画した学生たちは、5年前の事故の慰霊碑に献花に訪れていた。
皆、犠牲者たちと直接の関係は無いが、
ハロウィンのお祭りでの一件で挨拶しておこうと、自主的に集まったのだった。
手を合わせ終わって、それから学生たちは口々に話し合った。
「事故・・・いや、事件か。
事件が解決してよかったね。」
「ああ。
まさか、ハロウィンのお祭りが切っ掛けで、
5年前の事件の犯人がわかるだなんて。
こんな偶然もあるんだな。」
「・・・本当に偶然かな。」
「どういうことだ?」
「思い出してみてくれ。
事故現場のプロジェクションマッピング、妙だと思わないか?
プロジェクターから音は出ないようになっていたはずなんだ。
じゃあ、あのぶつかった音はどこから鳴ったんだ?
それに、プロジェクターは、
地面にきれいに投影するようには用意していなかった。
基本的には壁にしか投影できなかったはずなんだ。
じゃあ、地面に倒れていた子供たちの映像は、どうやって投影したんだ?
本物と見間違えて町長が卒倒するほどの映像を。」
「言われてみれば、帰る頃には地面の映像は消えていたような。
わたしたち、誰も操作してないよね?
警察から触るなって言われてたんだから。
投影されるはずのない映像が、勝手に出て消えたってこと?」
「わからないことは他にもある。
事故現場のプロジェクションマッピングなんて、
あれは誰が入力したイメージに基づいて生成されたんだ?
誰かがイメージを言葉として入力しないと、画像生成AIは何も出力できない。
誰か、事故現場をイメージさせる言葉を入力したか?」
「それが、履歴を調べてみたら、
誰が何のために入力したのかわからない言葉がいくつかあったんだ。
はやい、とか。すうじ、とかね。
その時間帯にタブレットを操作していたのが誰だったのか、
残念ながらわからなかった。」
「それってもしかして、
誰かが事故現場の映像を出力させるために、言葉を選んで入力したとか?」
「いや、それはおかしい。
画像生成AIは、入力された言葉から連想される映像を生成して出力する。
それを逆に、出力する映像を事前に決めて、
逆算してイメージを表す言葉を選んで入力するなんて、
そんなAIを騙すようなこと、できるわけがない。」
「それからもう一つ。
事故現場のプロジェクションマッピングで、
暴走車のナンバープレートが正確に描かれていたのも変だ。
そもそも、暴走車のナンバープレートの目撃情報は、
インターネット上にもどこにも無かったはず。
だから警察は犯人を見つけられなかったんだから。
画像生成AIが資料として参照するのは、
僕たちが用意した写真と、インターネットから取ってきた画像だけ。
つまり、画像生成する資料として使う画像の中に、
ナンバープレートの番号の情報は無かったはずなんだ。」
「画像生成AIがでたらめに番号を書き出して、
それがたまたま当たったという可能性は?」
「でたらめに書き出したナンバープレートの番号が、
実際の犯人の車のものと偶然一致するなんて、そんなのありえるか?」
つまり学生たちの話によれば、
事故現場のプロジェクションマッピングをするために、
この世のどこにも存在しないはずの情報を参照して、
AIに正確に思い通りの画像を出力させたものがいる、ということになる。
ハロウィンのお祭りで、
誰が5年前の事故現場のイメージを正確に出力させたのか。
誰も知らないはずの事故現場の詳細な情報を、画像生成AIはどこから知ったのか。
映写機が投影できないはずの地面に倒れていた子供たちの正体は。
わからないことばかり。
まるでハロウィンのお化けに化かされたかのよう。
首をひねる学生たちが、ふと献花台を見ると、
誰がお供えしたのか、そこにはお供え物の数々。
そのお供え物の、お菓子の袋だけが開けられて、
子供が少し行儀悪く食べ散らかしたかのように、
中身がすっかり平らげられていた。
ハッピー・ハロウィン。
トリック・オア・トリート。
お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ。
終わり。
ハロウィンの時期なので、ハロウィンのお祭りの話を書きました。
プロジェクションマッピングを使ってハロウィンの飾り付けをしたら楽しそう。
もしも、そこにお化けが現れていたずらしたとしたら、どうなるだろう。
そんな着想で、このような物語になりました。
不幸にも幼くしてこの世を去った子供たちがいたとしても、
その子たちもハロウィンを楽しむことができるような、
そんな内容にしようと思いました。
お読み頂きありがとうございました。