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明日、未来、夢

作者: ジュエねこ
掲載日:2021/11/01

「明日が来るとは限らない」そう警鐘を鳴らす人はいれど、絶対に明日を迎えられない人はいない。

明日は、未来は、誰もがそこへと進める可能性を秘めている。

明日へと進めなくなる可能性も0ではないが、人は、明日へと進むことが出来る。

未来へと進むことが出来る。

そんな存在であるんだ。


夢から覚めると、現実はいつの間にか未来へと時を進めている。

夢で何日もの体験をしても、現実では数分しか経っていない。

ほんの数秒の夢を見たかと思いきや、もう何時間も経ってしまっている。

夢と現実は時間の流れが違う。

だからこんなことが起こる。


夢は見ている内はいくらでも時が進むけれど、一度目覚めてしまえば止まってしまう。

目覚めた人は、見ていた夢を寝ていた過去に置いていく。

夢を叶えた、もしくは諦めた人は、夢を抱いたまま未来へと進むことは無い。

人は現実に合わせて未来へ時を進める。

夢は、そうはいかないのだ。


パッと生まれて、泡沫のような時の中で生きている。

いつまで生きていけるか分からない中で、ある時突然死を迎えることになる。

人に置いて行かれて、時に置いて行かれて、自らの時を進めることも出来ずに。

夢は、過去へと死んでいく。

そんな存在であるんだ。


もし夢が自我を持ったなら、人間のように意思を持ち夢を見る存在となったのなら。

明日へ、未来へ、進んでいきたい。

明日へと進める可能性が0であったとしても、いつか、明日へと進めるようになりたい。

未来へと進むことが出来る。

そんな夢を、夢見るだろう。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 夢って確かに儚いものですね。最後の「もし夢が自我を持ったなら」のくだりが好きです。
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