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地球の感覚を理解する。  作者: 性質(調和)
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ホームセンターを混ぜた形状

転校初日 / 1


この街を多分68745623周くらい追い越した太陽と、それに応じて日陰を生成し、可視化する街。こう思う僕は転校生。今日は転校初日。そして遅刻。僕は焦る事はなく、ただ朝の雰囲気に任せて緩やかに歩行している。新しい学校はホームセンターを混ぜた様な形状をしていた。そこの屋上には一人の生徒の影があり、奇妙な動きをして空を見上げている。

0.___何かの儀式かも知れない。


教室に着いた僕は世界史の文字で溢れた黒板に時代違いの雰囲気で自分の名前を書いて挨拶した。

「一番後ろの窓際の席、2つ空いてるだろ?君はそこの内側の席だ」

僕は席に着いて、教科書を拡げる訳でもなく、ただ辺りを見渡した。どこに何があって、クラスメイトはどんな顔なのか。脳に馴染みを持たせるため記憶した。そうしていると誰かが教室に入ってきた。さっきの屋上の人だ。(おそらく)彼女は何もない表情で、自室に戻る時のような何もない表情で席に着いた。僕の隣の席だった。

______。

「こんにちは。さっき転校してきた0番です」に続けて「あなたのお名前は?」と発音した。そうすると(おそらく)彼女は両手で四角を作ってそれを左目に当てはめて

「じゃあわたしは、13番。13番のスピ」

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