1章 6ツンデレ?女神
僕は、先生と職員室で話した後、特に何事もなく帰ることが出来た。守と話しながら帰ることが出来た。ヤンキーに会うことも、車にはねられることもなかった。
~その日の夜~
僕は気が付いたらまた、あの白い空間の中にいた。
「勘弁してよ…。」
またかよ!なんだよ!あのチビ女神!なんか僕に恨みでもあるのか!あぁん!
「私が自主的にここに人を呼んだの初めてなんだから。感謝しなさい。」
そう言って女神さんは胸を張った。けど、え、無理です。恨みしかありません。( ^ω^)
「とりあえず、どうゆう事か説明してよ!・・・まさか、また死にかけたの?僕?」
でも、だとしたらなんで死んだんだ?理由が分からん・・・。
「だから!さっきも言ったでしょう!自主的に呼んだの!」
自主的?どゆこと?
「でも、ここって死にかけた人しか来れないんじゃぁ・・・」
「・・・はぁ・・・」
ため息つかれた?!なんで?変なこと言ったかなぁ。
「ぜ、前回、最後に私が勝手に話し終わらせちゃったでしょ、、、。だ、だから、その、、、説明が最後まで 終わってなくて、、、。………ご、ごめんなさい!」
え、意地っ張りなのに謝ってんの?でも、許しません★
「…………はぁ…‥‥で、話って?」
「え、、、えっとー、その、、、なんてゆうか、、、」
なんか耳まで赤くなって茹でダコ状態ですけど。大丈夫か・・?
僕は、不思議でしょうがなく、顔を覗き込んでみていた。すると、もう茶が沸かせられるレベルで真っ赤になってゆく。ホント、大丈夫?
「そ、その~。こ、困ったときは、そ、そ、そ、相談に来なさいよね!」
「相談って、どうゆう事?」
「の、能力のことよ!べ、別に、ひ、一人じゃ寂しいからとかじゃぁ無くて・・・」
ああーーー。このチビ女神、自爆しちゃったよ~(笑)
とゆうかあれだ。これ。真理に似た、ツンデレタイプだ、、、真理は誰にでも出れるからいいものの、コイツは未知数だから危険だ。・・・まあしょうがない。能力で困るのは、僕だからな。方法だけでも聞いとくか。
「で?どうしたら。相談に来れるの?」
「き、来てくれるの?やったぁぁ!!!!!!」
「うぇ?!」
「じゃなくて、、、こ、こほん。っん!えっと、相談に来るには寝る前に念じるといいわ。そうすると、こ の空間に来れる、、、、たぶん、、、」
「え?なんか言った?」
「い、いやぁ~別に~」
まあいっか。気にしないでおこう。
「わかった。じゃあ僕はこれで、、、」
「あっ、、ちょ、ちょっとまっ、うにゃ!!」
女神さんはこちに来ようとして盛大にこけた。・・・てかなんだよ、「うにゃ!!」って。子猫か?
「だ、大丈夫?」
まったく起き上がる気配がないので、僕は近寄って声をかけてみた。すると、
ゴンッ!!!
「~~~~~っっ」
「痛ったぁ!」
女神さんが急に置き上がって、僕は額を、女神さんは後頭部を思いっ切りぶつけてしまった。このチビ女神、石頭め!それからしばらく二人で悶絶していた。ひととおり悶絶し終わった後、今回は女神さんが優しく、きちんと扉らしきものから帰してくれた。
次の日、起きると頭に小さなたんこぶが出来ていた。あのチビ女神め!!