第四回 タイトルはたまに奪われたり奪取されたりするので死守すべし
2017/10/13 21:41現在、PVは1,669に達しました。
なんと24時間PVが途切れない、と言う奇跡の一日まで初体験。
タイトルはPVゼロなのにPV0の日が無いです。
人のことは言ってられません。タイトル詐欺だ、これ……。
毎度どうも、弐逸です。
全ての既存作品を余裕でぶち抜き、このエッセイが自分の代表作となりました。
どうにも腑に落ちませんが。
前回投稿後もたくさんの皆さんに感想を頂きました。
簡単に代表作のご紹介など。
まずは じゅー さん。
投稿時間と感想を頂いた時間がシンクロしてました。歴史物が得いな方です。
『天に掲げよ!懸かり乱れの龍旗を!〜もし上杉謙信が天才軍師を得ていたら〜』
は、いかにもじゅーさん。という感じです。
続いて カズキ@ゲームplay中なう さん。
コメディ系ファンタジーですが世界観では無く、精神的にちょっと黒い感じ。
『転生したら悪役令嬢だったので、とりあえずスレ建てと生放送で自分の断罪場面を実況なうwww』
そして SIRO さん。
個人的には『ホルマリン漬けの銃弾』を推したいところですが
やはりこのエッセイ的にも『レビューの希少性についてのデータ』でしょうね。
わざわざ本作を見に来る方には宣伝の必要も無いのでしょうけれど。
さらに元読み専と言うのは 夕霞ミライ さん。
『教会に住む死体愛好家』は投稿を始めたばかりですが、タイトルのみならず内容もかなり刺激的。
そのほか再度感想を頂いた皆さん。
水源 様からは一日おきの投稿が良いのでは? 提案を頂きましたが、日産最大一、五〇〇字前後の自分には無理です。現在週一で二作+αがちょうど良い感じです。
さらに 秋雨そのは さん。イメージに反して鋼の精神力。毎日更新を続けておられます。しかも複数作に連載中のマークがついてます。凄い。
最後は 江笠 愛 さん。最近ブクマが増えたそうです。
やはり本作の感想欄に書き込むと、ぱっとし(中略)日です。【Aさん(仮名)】。
これがやはり現実味を帯びてきました!
なんて。真に受ける人は居ないでしょうけどね、一応言っておきますよ。
別に自分は財布も壺も売りませんから。
何かしら回を追う毎に、前置きがこの作品の本体のようになってきましたね。
それでは今日も張り切ってスタート。
何の脈絡も無い話ですが、小説情報のアクセス解析ってイヤですよね?
だって(自分としては)他人に一番見られたくないPVの推移が作品情報ページの中に堂々とリンクしてある。
作品の評価は隠せるのに、これは隠せない。
どんな羞恥プレイだって言う話です。
そんな話はともかく。今回の話は、そのものズバリ。作品のタイトルです。
みんなに見てもらえるタイトル。
読みたいと思ってもらえるタイトル。
作品の顔にして看板、最強の宣伝ツール。
今回は、PVに直結するような。そんなタイトルを模索してみようと言う趣旨です。
当然、力ある先達に学ぶのが何でも近道。
遠回りは面倒くさいのでイヤなのです。
簡単に最大効率。これですよね?
で、まずは一般書籍から見てみましょう。
『火花』。……芸人さんの話だとは、タイトルだけでは誰もわかりません。
『1Q84』。まぁ、これもタイトルで中身を論じるのは難しい。
でも本屋さんに並ぶわけです、これらは。そしてあらすじを見てパラパラとめくる。
上記の1行で。われわれネット上の物書きには絶対に望めない、そういうアクションがすでに複数入ってます。
めくれない場合もありますが、まぁそれはそれ。きっと帯がついてあらすじもちらっと書いてあります。内容に触れたPOPが立っているかも知れません。
それに著者のネームバリューだってあります。
奇抜なタイトルで気を引く、と言う戦略も使える、と言うわけです。
さらにその奇抜なタイトルや装丁まで込み、そう言った形でのトータルパッケージで考えてある書籍だってあります。
ラノベだったら表紙イラストだって重要な要素です。
インターネットで文字データだけしか提供できない自分と直接比べるには、やはり多少の齟齬があるようです。
ならば次に参考にするのは、やはりなろうの年間ランキング上位。
『無職転生 - 異世界行ったら本気だす』。上記とは真逆です。内容丸わかりです。
『Re:ゼロから始める異世界生活』。何かやりなおすっぽい感じです。
なろう初心者の心得系サイトやコラムでも口をそろえてこう言います。
良くある長いタイトルも無意味では無い。
そも、あらすじ見るのさえワンクリック必要である以上、タイトルで中身が見える様で無いとダメだ。
たとえSFであっても英語や恋愛ものだからフランス語、そういうタイトルはダメなのだ、と。
当初は『けっ、知ったことか!』と思っていたわけです。
かっこいい、耳障りの良い、なんかおしゃれなタイトル作ってつけたい。
まぁ、作った結果。そうなったためしがないのではありますが。
でもこうして並べてみると確かに。とは思います。
そして、実はこれにはだいぶ前。思うところあって一部、それに従ってタイトルに手を加えてみた。と言う実績があるんです。
本来、純粋に愚痴や妬みを言いたいだけだったので、自分の作品名を出したりはしない予定だったのですが。
例として自分の作品を引っ張り出してみましょう。
人前で下着を脱ぐような、ものすごい羞恥心を感じますが。まだそれでもこの設定ならスカートが残っているはず。風が吹かなきゃ大丈夫!
こういった プレイ なのだと自分を誤魔化しつつ話を続けます。
『害獣駆除はお任せを! -モンスター退治屋さん繁盛記-』
実はこの作品、当初はタイトルの後ろ半分は無かったんです。
2016年の9月に連載始めたとき。
タイトルは『害獣駆除はお任せを!』だったわけですね。
確かに何の話なのかわからない。その部分は納得です。
上記の話を踏まえ、2017年2月にタイトル後半部を付け加えました。
モンスターが出てきて、それを退治する話ですよ。
と言う説明をタイトルに盛り込んでみたわけです。
上記は、自分の書いている作品群の中でも、唯一評価が一〇〇を超えている作品です。
大事な、一番“売れてる”作品なのでここに出したくなかったわけです。
他人様の名前と作品名はバンバン書いているくせに、です。
ここでようやく冒頭の、アクセス解析の話につながります。
超大人気! なんて嘘を書いてみたって、アクセス解析を見れば一目瞭然。
なんで本作がこんなタイトルなのか、見りゃわかる、と言うわけです。
だから、アクセス解析をあんなわかりやすいところに置かないでくれ、と。
おいといて。
結果。……PVが落ちました。あれ?
スカートも落っこちて露出プレイに移行です。
でもきっと着ているシャツはギリギリお尻が隠れるくらいの長さのはず。
PV0の日も特に減った感じはありません。むしろ増えてます。
一応言い訳としては、2月後半から6月にかけて。仕事の都合で投稿がままならない状況になることも多々あったわけですが、それでも……。
えーと。
さらにタイトルに原因を求めていきましょう。
内容? 今回タイトルしか論じません。良いですね? 論じません。
そう、途中から変えたのでそれが悪かったんでしょう。
次回の新作時は目を引くタイトルを考えなくてはいけません。
はい、気を取り直して。次。
省略して呼びやすく、というのは小説に限らずありますね。
例えば、ガルパンにストパン。わたもてにまどマギ。
なんか自分の趣味を公表しているだけのような気がしますが……。
初めからひらがなかカタカナ四文字、と言うのも結構あります。
ラノベ系に限っても、はがない、俺ガイル、なんてのは読んだこと無くても聞いたことはあるでしょう。
こちらもランキングからみてみましょう。
『転生したらスライムだった件』。てんスラ、ですよね。わかりやすい。
『とんでもスキルで異世界放浪メシ』。とんスキ。なんか親しみやすい。
自分の作品群を見る限り。上手く省略できる要素が、無い……。
“がいおま!” ……。うん、論外。
本作は “ゼロてく” 、とでもしましょうか。
次の新作を書(以下略)。
いい手が残っていない、もはやこうなれば最後の手段。
なろう的に考えて、もう転生するしかありません。
そう。
たとえ既存作がダメでも次の新作投稿時に目立てれば!
そしたら既存作だって見てもらえるかも知れません!
自分だって、
「へぇ、あの人こういうのも書くんだ」
書籍でもなろうでも、そう思って読んだのは一作や二作じゃありません。
なので目立つように極端に長いタイトルではどうでしょう。
それで考えると、真っ先に思い浮かぶのは。
エビの活動報告でおなじみ、成宮りんさん。
“ファザコン中年刑事とシスコン男子高校生の愉快な非日常シリーズ”
『帰ってきた土曜(たぶん更新)ワイド劇場~絶対に笑ってはいけない列島警察24時~ライバル旅館は悪の巣窟?!美人母娘と厳島神社の神秘をめぐる殺人事件の謎!!』
【長いのでコピペしました】
……センス的なものも含め、絶対自分には無理ですね。
これで中身、基本は推理とサスペンスの警察小説ですからね?
ただのエビ割烹の女将さんではありませんでした。
ならば思いっきり。はっきりと、どうかしている感じのタイトルならどうでしょう。
具体的な目標があるわけです。目を引ければ勝ち! と。これはいけそうです。
『もうどうにもならないので異世界転移! なろうファイターになろうッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!』
【こちらもコピペしましたので、全くもって原文通りです。ッの数とか】
……いや、あの。これ。どうかし過ぎでしょ?
『ッ』はそれ、なんでそんなにいっぱい!? なろうファイターって何!?
しかも書いている方 あなたのお母さん です。えぇ? お母さんなの!?
――こんなの、絶対勝てねぇよ!!
※この作品自体は、内容もタイトルに負けずにアレです。徹頭徹尾アレな感じです。
が、あなたのお母さんさん(なんだろう、この違和感)は、普通の文章も書ける方です。才能が溢れてこぼれてます。神様は不公平です。
今日の一言
『タイトルくらい好きに決めたら良いんじゃね?』
タイトルも作品の一部。
例に挙げた作品は、いずれもタイトルと作品がマッチしている。と言う当たり前の事実はどうあろうと曲がりません。
目を引くタイトル、目立つタイトルも否定はしませんし、それが理由でPVにだって直接上下が出るかも知れませんけど、それでも。
地味だったり難解だったりした場合、読んでもらえるかどうか。と言う話も、もちろんあるでしょうけれど、それでも。
作者が自分で気にいったタイトル。
自分はそれが一番では無いか、と思います。
そんなこと言ってるからPVあがらねぇんだよ!
と言うご批判は、今回に限っては謹んでおうけいたします。
だって、人気や評価が全てでは無いからこそ、なろうで書いてるんですから。
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ちなみに本作のタイトルは。
PVゼロの日とか気にしないで、書きたいものを書きたいように書こうよ!
更新日だけはゼロじゃ無いでしょ?
誰か読んでくれる人が居るんだから、だったらブクマも評価も気にしなくても良いじゃないですか!
という非常に前向きな意味が込められています。
と言うか、自分が思ってることがそのままストレートにタイトルになってます。
ぐだぐだになってしまったので良い話でまとめようとして、たった今。後付けで思いついたことをそのまま書いたわけではありません。
えぇ、ありませんとも。
今後も ゼロてく は前向きに後ずさりします!
※勝手に作品名を挙げた皆様、不快に思われたなら申し訳御座いません。
前回より活動報告に投稿報告をあげることにしております。
あの人の活動報告にコメントを書きたいけどけど、なんか書けない!
なんて初心者や引っ込み思案の方もお気軽に、練習。くらいに思って書いてみて頂けるとうれしいです。
活動報告にコメント書くだけですので、弐逸に対してのブクマやお気に入り登録とか。
まして気遣いなんて要りませんから、思いつきをそのまま書いちゃって下さい。
もちろん活動報告の職人や玄人、プロの方もお気軽にどうぞ。