狂劇 第2幕 希望の光と絶望の闇
長くスランプでしたがやっっっと捻り出しました
意外と書き出したらぽんぽん出てきました
狂劇 第2幕 希望の光と絶望の闇
さっきの怪物が出てきたころから
30分、時計の秒針は動き始めていた、
二人は筆舌に尽くしがたいほどに先程の
怪物に驚き、そして恐れていた
しかしなだめるのは実はさして難しく無くなる
はずだった、それは怪物の倒し方は
(偶然だったが)分っていたからだった、
しかしそれを相殺したのは奴等は1匹ではないことだった、
少しさかのぼると時間を怪物が現れてから20分程で
大きさは少し違ったが同じ形の怪物が現れた
そいつは倒したが二人に絶望を与えていた、
もう一つは堂陣の死だった、
堂陣の死体は血こそ残っているが
怪物が食べたのか別の要因なのか
分らないが死体は丸っきり無くなっていた、
何とかなだめた後でまた探し始めた
家の中などを見ていて分ったことは
本だけはどれでも綺麗だと言う事、そして
チョコなどは箱は傷つき腐っていても
中は腐っても傷ついてもいない
と言うことだつまり外だけ時間が流れているようだ。
水は家の中に入っている水道などから補給して
歩き始めていた、動ける船か飛行船があれば
すぐさま此処から飛んでいく、と言う
計画を立て動き続けているが
出てくるのは、廃墟、怪物、廃墟、怪物だけだ
霧が深くなって見れるものも見えなくなっていった
行き着くところまで行き着き断崖絶壁にて
絶望していた。
事態が変わったのはたった13分程度
林のような所からガサガサと音がした
3人が振り向き注意を払っていると
一人の男性がゆらゆらとゆれながら出てきた
フードを深く顔は見えなかったが
口元だけは見え薄っすらと笑みを浮かべている
「大丈夫かい?人の気配がしたから来たんだけど」
と言いながら此方に向かってきた
最初は警戒したが何とか話が付いた
「さて、君たちはどう言う経過で来たんです?」
これまでのことをすべて話すと
「君たちもなのか…ああ立ち話もなんだ安全な場所をしってる、そこで話そう」
三人は安全な場所と聞いて歩き出した、
少し寂れてはいたが今までの場所より大きく
そして壊れてなかった
入って居間の様な場所で待っていると
「さぁ、どうぞ召し上がれ」
といって男性が湯気の出ている
暖かそうなシチューを運んで来てくれた
「わぁ、良いんですか?こんなもの」
氷柱がらしくもない様なキラキラした目を
男性に向けながら言った
「ありがとうございます、とてもお腹が減っていたんです」
真理子も続けて言った
しかし立花は何も言わなかった
いやお礼は言おうとしたが
そんな気力は無かった、
震えている女性二人をなだめながら
守りそして休み無く歩き続き
もはや体が疲れ果ててピクリとも動かない、
彼は重い目蓋を抵抗もせずゆっくりと下ろした
次にいつ書くか分りませんが
見てくれるなら次も見てください