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2.日常紹介‐前編‐

「はぁ……」


 俺は今学校の自分の席にいる。時間はHR前である。もちろん、遅刻ではない。


「……つーか、遅刻しねぇよなぁ。こんな時間じゃ」


 ただ今の時刻、7時10分。参考に、うちの学校の遅刻の時間を挙げると、8時45分以降が遅刻扱いである。ちなみに、この学校の一般生徒の開校時間は7時30分。

 なんで俺が開校時間より早くここにいるか、に関しては今より一時間ほど遡る。


――――――――――――――――――――――――


「以上!私の作った計算式でしたっ!」


「はぁ」


「で、今は6時。私が家を出るのが7時。これらから導き出される答えは?」


「俺にはむかんけ――」


「何言っとるかあぁぁ!!」



  ドゴッ!



「いいぃぃぃっっ!?」」



  バタッ



「私がご飯作れないこと知ってるだろ!助けると思って!なぁ、お願いだ!」


「痛いです」


「痛覚を閉じるんだ!」


「いやいや、無理ですって!」


「殴ってるんだから痛いのは当然だろう」


「じゃあ、初めから殴らなければいいじゃないですか!」


「あうっ!?」


 言い返せないらしい。自分に非があることは分かっているらしい。しょうがない。


「まったく。で、メニューは何がいいんですか?」


「えっとぉ、フォアグラとかトリュフでしょ。あと、燕の――」


「一回、逝っとくか?」


「にゃうっ!!」


 なにやら急に謝り出したが、もう遅い。怒った俺は、止められないし、止まらない。


「閻魔に会ったらよろしく言っといてくださいね」


「ぎゃあぁぁー!!」



――――数分経過――――



「朝食出来上がりましたよ」


「むーむーっ!」


「ん?あぁ、そうでしたね」


 リビングには、布団で首から下を巻かれて身動きできない知香さんが転がっていた。しかし、ベッド派の俺の家によく布団があったな。

 そんなことを考えながら解いていると、いつの間にか知香さんは目前から消え、食卓についていた。速っ!


「いっただきまーすっ!怜くん、早くしないと全部食べちゃうよー」


「はいはい」



―――数十分が経過―――



「じゃあ、いってくるわね」


「はい、さっさと出てってください」


「何言ってるのよ。君も一緒に出るのよ」


「はっ!?」


「一回やってみたかったのよねー。こーゆうの。新婚さんみたいよねー」


「お、俺はまだ行きませんよ!」


「照れるな照れるな。さあ、お姉さんと一緒に行きましょうか」


「で、でも鞄が!!」


「何言ってるのよ。鞄なら私が持ってるじゃない」


「なぜにっ!?」


「さあ、行こうか」


「ノオォォー!!」




 そんなこんなで早々に家を出ることになったのでした、まる。ちなみに、知香さんは今夜の飯のリクエストまでしていった。曰く、鯨の肉を食いたいらしい。オーストラリアに連行されてしまえ。


 それに、今夜は家にあるものでどうにかするしかなくなってしまった。原因は、今朝。学校に着いた俺が遭遇した人のせいなのである。次に続く。


……次ってなんだ?

『1.安眠妨害』を書いてから、数ヶ月空いてしまったので、違和感があるかもしれませんが、ご容赦ください。

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