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を……

 例えば愛が終わるなら、最後まで見届けたい。

 例えば光が消えるなら、無駄でも追い続けたい。


 いったい何を信じればいい?

 言いかけた言葉を飲み込んで、愛だの恋だの色めく町に、静かに背を向けた。


 いま僕と君を繋ぎ止めるのは、目には見えない不安定なもの。

 だけど君が笑えるなら、まだがんばれる気がした。


 なにを信じるか、誰を愛せるか、そんなの誰にもわからない。


 ならばもっと深く深く君を愛するだけ。


 ただ、君を、君だけを……

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