85/163
半チャンラーメン
ー
ー
いつも私は貴方の半分
人生も、痛みも、食べる量も
半分だけの私を、見て
聞いて、嗅いで、味わって、触れて
知って、貴方は何を思うのだろう
半分だからと言うのか、半分にしてはと言うのか
貴方は子供っぽいけど上手に大人を着ている
私は大人っぽいけど不完全で青い
貴方はとても純粋だ、そして他人との時間を重ねている
私はとても冒涜的だ、そして他人との時間を欠いている
貴方はまともそうだけど人並み以上に歪だ
私は異端だけど人並み以上の作法で繕う
経験とハッタリ、時間とクロック数、貴方と私
通じる部分もある
自己犠牲、リミッター崩壊
天変地異、ブラックホール、価値観の歪み
貴方が私を見出したのはグリーフが相似であるから
心地よいと言ったら
貴方は何を思うだろう




