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ブラックシープの走馬灯

ジェノサイドの報道を見て

お揃いだと思う僕は

非常識で冒涜的で失礼な人間なんだろう

そうした紛争地で世界が何もしないこと

何もできないことを目の当たりにして

やっぱりそうだよなと安心する僕は

もう頭がイカれてるんだろう

これは変だ、これは悪だ、これは間違いだ

これはダメだ、これはあれだ、これは愚かだ

そうやって他人に値引シールを貼る社会がゴミに見える

みんな辛いとか、もっと辛い人がいるとか

あなただけじゃないとか、根性がたりないとか

そうやって他人を品評するばかりの人間が動物に見える

自分以外の人間が、社会が、哲学が、メカニズムが

全て黒い羊を腹の底では刺し殺している敵に見える

殺したくてたまらなかった

白い羊を減らしたくてたまらなかった

花、雑草、小蝿、カエル、魚、小鳥、野良猫、人間

なんでもいいからとにかく

私を殺す全てを少しでも殺したくてたまらなかった

勿論、そんな思想を持つ私を

白い羊達は殺したくてたまらないのだろう

黒い羊なんて異物は恐ろしいのだろう

自分とは違う存在を許せないのだろう

時代が違えばラストマーダー或いは御国の英雄か

それに準ずる生き方をしていただろう

なんて、事情を知らない無責任な妄言か

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