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静電気

時間は有限だ

私は過去を、断ち切らなければいけないのだろうか

口にすれば途端薄っぺらくなってしまう感情を

他人や周囲に漏らして発散する生き方は嫌いだ

私を知っている誰かがいる事が不快だ

時の流れが生み出した距離はしかし

心の有様までは作り替えなかった様で

苦しみから解放されたくはなく

けれど腐りたくもなく

彼女を愛しているけれど

ならば私はどうあればいいのだろう

何処へ向けてどの様にすれば

ああ、やはり頭で考えてばかりで体は蚊帳の外だ

関係ないとばかりに蔑ろにする

だから壊れて病んで首を吊るんだ

この気怠さと無気力症をどうしたものか

オイル漏れのせいで燃料が空っぽだ

幾度注ぎ足せど草を枯らすだけのガソリン

穴空きタンクに詰める行為がもう億劫でたまらない

感情を思い出しただけマシなのかもしれない

起爆剤が欲しいなんて言わないから

否、言わなければいけないのかもしれない

生きる、ならば

もう一度生きてみようと思えたなら

ここは頑張りたいから、燃えないといけないんだ

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