表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
62/164

ゆりかご

真夜中 雨上がりの空 雲の切れ間

温かい道路に寝そべって

虫の声 迫り来る星々を渡る人工衛星

それは夜 透き通った湖の底に煌めくシーグラス

まるで眠らない暗闇を見つめる

私を覚えていないこと

中身のない幸福を口にすること

欲望が絡まないこと

さようならの日に

ああ、もう全てがダメなんだ

そういうところの何もかもが

君が私に恋をしていなかった証拠なんだ

風に戦ぐ青芒 電線と蠢く気配 生活音

滑るアスファルトと怪物の狭間で

日常を聞く安堵感

幕間に似た放心に平衡感覚を失って

湖に溺れてコンクリートにめり込んで

凪いだ心の様相を見つめていた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ