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I’ll be rain

レースカーテンの向こう

灰色の雑草が這いつくばっている

エンジンオイルがモルタルの壁を撫ぜ

冬樹を真似て散らばる

LLサイズのクロックスに足を突っ込んで

砂の上を滑りながら向こう側へ歩く

湿気った紙タバコを念入りに炙って

諦めて、肌に張り付いた白シャツを剥がして

青色光に顔を突っ込んだ君を盗み見る

三十秒数え、視線を逸らし、目を瞑る

雨の音とカエルの声、車が通る音、サイレン

段々と体温が失われてゆくのを感じながら

雨に拐われたくて、息を止めて

微かな体温を愛して

向こう側へ身を委ねる様に微睡んだ


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