表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/165

回想と要因

あの日の刃は強迫観念だった

過労の果てに燃え尽きて

それを失った私の中に

他の刃が残っているのだとすれば

それは愛だとか恋だとかに当てはまらない

あの執着の真髄にある何かだろう

六月某日に起きたラグナロクで

確かに価値観が変わった様に

きっと彼女が鍵となる

故にルトロヴァイユが待ち遠しい

なんたる不純、なんたる薄情、なんたる身勝手

悲劇に酔う暇があるなら足掻けばいいのに

そうしない私が愚かで、刺し殺してしまいたい

腐る日々はもう沢山だ

けれど向かう先が底知れない

希望を恐れながら希望がないからと足踏みする

私は馬鹿だ、大馬鹿だ、そう言って

心に風穴を空けてくれと思うのは他力本願だろうか

彼女以外にそんな事ができる人を知らないから

もう縋るしかないのかもしれないと思った

しかしどうにも不安なのだ

元より暴走している自覚はあるけれど

彼女に不利益を齎す事だけはあり得ない

何を犠牲にしても避けたい

なんだこの酔っぱらいの戯言みたいな詩は

理想郷も居場所も何処にもないのだから

変わりたいなら理屈ではない痛みが必要だ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ