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見えない罪の裁き方

分からないのは

過去を切り捨てずに死なない方法

悲しくない詩は描きたくない

誰かに幸福を斬りつけたり

光に刺される痛みを齎したくない

これは傲慢なのだろうか

自然体でそうあれないのならばそうではない

もはや彼方側の人間にされてしまうのか

冗談ではない

私は日の当たる場所に居られない人間だ

隠と陽を分けるのは好きではないが

陽に収まれる箇所など人生に一つだってない

それがいいと思うし、そうでいいと思う

他人の評価を気にしていると言えばそうだ

私は私が嫌だった事を他人にしたくない

しかし、これは善意や気遣いではなくエゴだ

その証拠に他人から求められようと

私が嫌だった事を他人にしたりはしない

完全なる自己防衛のためにそう生きてきた

混じり気のない幸福など描きたくない

否、盲目に囚われたくない

混じり気のない幸福が存在したとして

それにそれだけの感想以外抱けない己になりたくない

苦しみを忘れたくないから

なんて、やはり傲慢で我儘なのかもしれない

私は誰にも罰せられない事を恐れている

この人生を叱ってもらいたかったのだ

何が間違っていて、何がいけなくて

それが分からないからこそ苦痛を忘れずに

そう生きている事を示したいのだ

理不尽に殺されないために

贖えない無償の罪とは一体何なのだろうか

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