Addiction
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愛の欠乏症、カフェインの依存症
君不足か離脱症状か
付け焼き刃の対処療法
昨夜はウォッカで緩めた神経を観察した
助手席のドリンクホルダー
空いたコーヒーカップがゴミ箱になってる
地球を緊縛するアスファルト
枯葉を散らす毛細血管
国道を走るドライアイス
透明な弾丸が弾ける
東北東へ離れたここは
私には少し寒すぎる
鼻の奥がツーンとする
君が眠ってばかりいるからだ
一人起きたままの私はこの頃
君の名前をつけたぬいぐるみを抱きしめて
虚しくなるばかりだ
まるで夜みたい
街灯が点いてる
永遠に同じ道を走っているみたいだ
真夜中の高速道路を思い出した
あの頃は苦しくて
けれど健気で純粋だった
降り頻る雨水が美しいと信じていた
泥混じりの涙
今でも雨に濡れるのが好きだ
私を世界から隠して
世界の声を塞いでくれた
今は君と繋がっているかもしれないと
天文学的な可能性に慰められてる
学んだ事を忘れて
思い出を少しずつ捨てて
だんだんと死にながら生きている
人間は醜い、そして罪深い
けれど命の責任ではない
色褪せた青写真を捨てられないせいだ
爆音で流れるプレスリーと自動車騒音
耳の中で反響するリミッターの悲鳴
電光掲示板に書かれた距離をみて
言い訳を考える自分が怖くなった
高層ビルが雲に刺さっている
硫黄とガソリンの混じった匂いが吹く
客引きの声と無秩序に歩き回る人々
まるで私の居場所はない混沌とした世界
もうここに来て可能性を探そうなんて思わない
もう昔みたいに不純な街を覗き込めない
怖くなった、怖くなってしまった
生きることが、恋をすることが、口に出すことが
変わってしまった私を知っても
君は温めてくれるのだろうか
付け焼き刃の対処療法で誤魔化す
君に会うまで何もなかった私は
君以外に何もない私は
きっと君には重すぎる
私の本性は獣だから
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