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理想的な日々

命の歌に準えて

バーナム効果に代弁させ

他人の言葉に独白を委ねて

貴方を知った気になって

変わらないものばかり追い求め

無力な欲求に振り回されて

刻一刻

分からないまま物語が進む

光が思い出を焼きつけて

光が過去から色を奪う

切り取られた現実が積み重なって

色褪せた写真が束になって

水に濡れたら七色になって

そうやって溶けて欠けていく

変わりたくないから変わるのだ

変えたくないから変えるのだ

自傷癖か世間体か欲求不満かプライドか

何かつまらない事のためにそうしたいのか

つまらない人生につまらない事を敷き詰めて

つまらない写真を飾って、だから退屈で

血みどろな感傷ばかりに浸りたくなる

虚しいから楽しい事はしたくない

甘いものは好きじゃない

苦くて辛くて乱雑で複雑な

そういう日々が欲しい

殺伐としているけど欲が満たされて

奪われることはないけど与えられる事もない

そういう日々が欲しい

珈琲片手に本を読み

時間を忘れ思考に耽る

脳を量子力学で埋めながら家事をして

質素な食事をとりながら小説を書く

そういう事がしたい

そういう風に生きてみたい

許されるのならば

「白馬の王子を待つ様な酷い妄想だ」

「子供の夢は許されないのだ」

許さないのは私だ

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