BLACK BOX
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胸騒ぎが気のせいであればいいのにと
願うのはこれで何度目だろう
すぐ触れられる距離にいないことが
ほんの些細な空白で恐ろしくなるんだ
そういう時
君は今何をしてるのと尋ねたくなる
当然、返ってくるはずもないし
全てを知りたくもないけれど
そういう時がある
ねえ、君は今何をしているの
独り遠ざかる月じゃないよね
目を閉じているだけならいいよ
そこに宿っているならいいんだ
ねえ、君は今何をしているの
ひっそり天秤にかけていないよね
目を閉じているだけならいいよ
その胸に宿っているなら
明日の朝おはようと言うのが私なら
どうしてかな
耳鳴りもスズメも同じなのに
今朝、君が消し忘れたテレビの音で目が覚めて
それまで一昨日の内緒が夢にまで来てて
今日も劣化コピーの日常は変わらなくて
左目から上を切り落としたいくらいの頭痛で
どうしてかな
当たった試しのない胸騒ぎに振り回されるのは
次もそうとは限らなくて
全てには終わりがあって
君は私と違って大事な方を掴むのだろうから
おはようが途切れたって何も言えない
取り上げられたら笑うしかない
知らない次元へ飛ばされると思う
ここではない何処かだけど
望んでない方向だけど
ねえ、君は今何をしているの
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