表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
142/176

BLACK BOX

胸騒ぎが気のせいであればいいのにと

願うのはこれで何度目だろう

すぐ触れられる距離にいないことが

ほんの些細な空白で恐ろしくなるんだ

そういう時

君は今何をしてるのと尋ねたくなる

当然、返ってくるはずもないし

全てを知りたくもないけれど

そういう時がある

ねえ、君は今何をしているの

独り遠ざかる月じゃないよね

目を閉じているだけならいいよ

そこに宿っているならいいんだ

ねえ、君は今何をしているの

ひっそり天秤にかけていないよね

目を閉じているだけならいいよ

その胸に宿っているなら

明日の朝おはようと言うのが私なら

どうしてかな

耳鳴りもスズメも同じなのに

今朝、君が消し忘れたテレビの音で目が覚めて

それまで一昨日の内緒が夢にまで来てて

今日も劣化コピーの日常は変わらなくて

左目から上を切り落としたいくらいの頭痛で

どうしてかな

当たった試しのない胸騒ぎに振り回されるのは

次もそうとは限らなくて

全てには終わりがあって

君は私と違って大事な方を掴むのだろうから

おはようが途切れたって何も言えない

取り上げられたら笑うしかない

知らない次元へ飛ばされると思う

ここではない何処かだけど

望んでない方向だけど

ねえ、君は今何をしているの

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ