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とんだラブレター

もう一度

もう一度だけ空を飛びたい

あの雲を掴みたい

あの夜に報いたい

君が居なくなるかもしれない

必死になった私はきっとガラスそのものだ

君を刺したくない

そう思ったけど抗えない、この名残には

悔しかったんだ

悔しかったんだ

こんなところで諦められない

諦め切れるわけがない

やっぱりトドメを刺されるまでは終われない

生活に勝ち負けはない

振り返り、生きるという繰り返しを重んじれば

ほの苦い過去の先に君が知った心地があるのだろう

けれど私は戦場に生きる

後方に下がっても退役はない

サバイブには勝利とヴァルハラがある

私のここはまだ日常じゃない

妥協した平和条約を認められない

大人じゃないから、潔くないから、勝ってないから

犠牲と妥協を積み重ねる日常は得たくないんだ

たとえ敗戦するのだとしても

駄目なんだ、此処ではないどこかじゃないと

今ここにある君以外の全てを投げ打ってでも

どうしても変わらないと暮らせないんだ

幸福の剣で君は私のジャバウォックを切った

そんな君の奥にもジャバウォックが住んでる

お揃いだらけの私たちがこの先どう歩むか

共に行くか、分たれるか、何れにせよ

君の見据える未来が不幸であってはならない

そうあっては悲しくてたまらない

君が居てくれる限り、私は君との幸福を守りたい

そのために空を飛ばないといけない

裸の羽でも、独りよがりでも、君を傷つけても

蹴りをつけてからじゃないと顔向けできないよ

いつか君のジャバウォックを安らかに

いつか君の夜を奪えたら良いのに

とんだラブレターだ

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