表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
136/175

折檻/不要品

泣き喚くまで穿たれたい

ごめんなさいと謝るから

泣きながらグズグズになる私に

ごめんなさいはと促して

めちゃくちゃになるまで攻め立てて

ぐちゃぐちゃになるまで揺さぶって

浅ましさも醜さも愚かさも

そんなことどうでもいいからと言って

私を呪縛から切り離して

ベッドに縫い付けて

全部貫いて殺してしまって

ごめんなさいと繰り返すから

骨が軋むまで強く抱いて

私を犯して

ーー

過去を諦めた

無かった事には出来ないけど

過去は今この生きている場所に残っていない

過去は確かにそこにあったが、もうここには無いのだ

陽だまりも、白紫陽花も、怒りも、戦いも、

遠いところへ行ったんだ

重ねてみても

この世に一時として同じものはないのだ

私の近くにある今は

陽だまりより温い手のひらと、君の声と、生活

この世に一時として同じものはない

今 今 今に居るんだから

この価値を、愛しさを、儚さを、どうするか

これからも、このまえも、ここからだ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ