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お星様になる
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悲しみに暮れるには馬鹿らしい
まるで悲劇のヒロイン面で
怒りに身を任せることもしない
イカれた精神を押し付けるみたい
恐怖に怯えていることが腹立たしい
被害者面してみっともない
普通を着ることに慣れて
痛みにさえ目を回すだけで外は笑ってる
手放すことは簡単だ
楽になる術ならいくらでもある
有金使い果たすまでヤッて
吐くまで飲んで、どっかから飛び降りればいい
自嘲は安っぽい
この手で変えてしまうくらいでなきゃつまらない
お星様になるんだ
空っぽな夜はもう嫌なんだ
社会に負けてさようならなんて格好悪い
もう二度としたくない
中身のないごっこ遊びなんて白ける
そういうのはもういらない
本気じゃないなら死んでるのと同じだ
死ぬなら本気でやってから死にたい
お月様が灯るこの頃に
あの頃の幼さに、報いるなら
キラキラのお星様になるくらいでなきゃ
免罪符なんて言ってないで
朝への下剋上くらいに思って
お日様に焦がされない様にならなくちゃ
残骸をかき集めて私にならなきゃ
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