表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
111/174

夜、君が私のために歌うから

男を愛したのは初めてだった

私を助けてくれようとしたのは君が初めてだった

他人以上の熱を受け取ったのは初めてだった

性的な事が幸福に感じたのは君が初めてだった

恋をしてよかったと思ったのは君が初めてだった

人を心の底から好きになれたのは初めてだった

夜誰かと眠れたのは初めてだった

詩を見せたのは君が初めてだった

一生消えない傷跡を見せたのは君が初めてだった

こんなに深く人と関わったのは初めてだった

いつまでも溶けそうな時間を知ったのは初めてだった

私の後ろめたさを教えたのは初めてだった

快楽より良いものを感じたのは君が初めてだった

どんなトラウマよりも君の喪失が致命的に感じた

君といるためなら、性別なんて何でもいいと思った

君と過ごしていたら人生を許せるかもしれないと思った

まだ君は私と話をする気があるんだな

人間として私と向き合ってくれたのは君が初めてだった

別れ話か、何の話か、電話か、メッセージか

分からないけど

また君という人間に触れられることを私は喜んでいる

何を言われるにしても、最後になるかもしれないから

ちゃんと味わい尽くして

私もそのままを見せないとね

君が夜、私のために歌を歌ってくれたみたいに

そのままの私に出来る君への贖罪を少しでも

なんて、そんなことは望まれていないだろうから

やっぱりどれだけ考えても自己満足の域だが

灰色の時間全てを使って分析して導き出したデータ

感情的言語へ翻訳した私の誠意と愛が

伝わることを祈る他ない

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ