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彼の地を探している
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子供みたいに泣き喚いてやりたい
僕が叫べるのは号泣できるのは文字の中だけだ
言葉の海が僕を焼くから
時の流れが傷痕を引き裂くから
治らない傷が更に悪化してしまう
僕に足りないのは心の拠り所なのかもしれない
詩、以外の、
誰かにもう一度手を伸ばさないといけないのか
悩んだって眠れずに脳が溶けて悪化する一方だ
欠伸をしたらカラメルと人工甘味料の味がして
瞬けば虫が視界を走る
こんな体でまだどうにかなれるのだろうか
僕の居場所は、生きる術は、価値は、どこにあるのか
許し方を、転けた後の立ち上がり方を、
夢の中の私に問いかけてみる




