表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
107/184

Nobody know I am but you

他人と過ごす時間というのは

息が出来て、それでいて脆くて、規則的だ

同じ様なことを同じ様に話して

同じ様に示して同じ様にして

そうしてパターンを繰り返すことで

まるで単純な計算問題を機械的に捌くみたいに

苛立ちや鬱屈とした心を宥めすかすことができる

一人から生まれるのは歪な感情ばかりで

それらを精査し研磨するのが

同じ目をした他人という名のヤスリとの会話だった

静かに、君を諦める用意をしている

決してヤスリなんかではなかった君を

静かに、ゆっくりと、呑み込もうとしてる

一時一時、確かに味わった致死量の君を

飲み干す準備をしてる

ああ、でも君がいないと本当に

何もかもに意味がないや

カウントダウンは止まらないのに

今だって秒針はカチカチと時間を刻むのに

一人を思い出すと、やっぱり迷子だ

君がいなくても私は死なないから

致死量の君が記憶から脳に染みて

じわじわ腐食していくのを観測するしかない

愛していた君に殺されたかった

だけどもう、終わりの香りがしてた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ