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我慢なんかやってられるか!俺はもうブチ切れたぞ!!!
随時公開
カタカタカタ…
静かな部屋にキーボードの音だけがなり続ける。
「ふぁ~。今何時だ?」
時計は既に5:00を回っている。
またか。
俺の名は三木丈二。日本に住む30歳のしがないサラリーマンだ。
趣味もろくになく、会社に行ってはそれなりに仕事を行い、食って寝て仕事、食って寝て仕事を
繰り返す一般人である。
面白くねぇ
何をしても凡人であることが分かっている丈二は、
繰り返す毎日に孤独と絶望を抱いていた。
どっかの国は、やれミサイル発射だとか日本のものを買わないとか騒いでいるが俺には全く関係がない。
好きにしてくれ。
ただ一つ、自分に劣等感を抱く毎日を吹き飛ばすきっかけを与えてくれさえすれば全てが変わる。
漠然とそう考えていた。
考えていてもしょうがない。また今日も散々繰り返したつまらない日々に戻るだけである。
カーテンを明け、眠い眼をこすりながら体内時計を朝に設定し、シャワーでも浴びて
仕事の準備をしよう。
そう考え、丈二はカーテンに手をかけた。
「へっ?」
ヒュー…ドーーーーーーン!!!!
世界は白に包まれた。
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