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 転職勇者   作者: まずは深呼吸
第七章:危険な職場
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復讐

 「さぁてと、アリシアはどこに……ん?」

 両足が石のタイルに着くなり、俺を呼び出した張本人を探して辺りを見回せば、コロシアムの観客席の最前列が学生達で軒並み埋まっているのに気が付いた。

 ……今日は俺の就任式があるだけで、学生にとっては貴重な休みのはずだよな?

 「あ、来たねコテツ。」

 腰に手を当て、脳味噌を捻りながら頭を掻いていると、ネルが目の前に駆け寄ってきた。

 頭の尻尾を楽しそうに揺らし、その顔にはニマニマと悪戯な笑み。

 「お前も呼ばれたのか?」

 「まぁね、コテツとは呼ばれた理由が違うけど。」

 ニヤニヤしたままネルが言う。

 「はぁ……そうかい。で?どんな理由なんだ?」

 「審判をしてくれって頼まれたんだ。」

 聞くと、快活な答えが返ってきた。

 審判?

 「……んで、俺が呼ばれた理由も分かるか?」

 「くく、すぐに分かるよ。」

 続けた2つ目の質問ははぐらかされ、代わりに目の前の見事な笑みが深まる。

 嫌な予感しかしない。

 「できればさっさと「あ、ちょっと待っててね。」……教えて欲しかったなぁ。」

 俺が言い掛けたところでクルッと回ってこっちに背を向け、彼女は黒手袋で掴んだ何だか既視感のある箱型の物体を口元に近付ける。

 「最初のグループの人!出番だよ!」

 すると、コロシアムの外周にまばらに立つ数本の細い柱の天辺からネルの声が流れ出た。

 ……思い出した。あの箱、前に実況なんてやってみて遊んだこともある、魔術式のマイクだ。

 「行きますわよ!」

 「「はい!」」「「おう!」」

 と、背後から威勢のいい声が聞こえてきた。

 振り向けば、学生の証であるケープを纏った総勢5人が観客席からリングへ跳び移るところだった。

 外周の海水を跳び越え、着地するやいなや、彼らは俺の5歩手前まで来て整列。そしてその中から非常に見覚えのある学生がさらに前へ歩み出た。

 「オリヴィア?」

 金髪ロールの見た目とは裏腹に結構努力家な女学生。

 「はい、まずは再びのご就任、お喜び申し上げますわ。」

 困惑する俺に優しく微笑み、彼女はスカートの左右を両手で小さく持ち上げる、上品な礼をしてみせた。

 「ああ、そうか、ありが、とう?「そして早速、よろしくお願いしますわ!」は?」

 しかし俺が感謝の返した瞬間、彼女はスカートの細長いポケットからタクトを素早く抜き取り、その丸みを帯びた先端を俺へ向けた。

 不敵な笑みがその顔に浮かぶ。

 彼女の背後の4人もそれを合図きタクトに杖、魔導書等を構え出し、対して両手を上げて降参を示す俺は首だけ回して隣に立つネルを見た。

 「そろそろ説明してくれないか?」 

 「くくく、聞いたよ?コテツはさ、オリヴィアの代の子達のプライドを入学試験でへし折ったんだってね?」

 「ん?……あー、そんなこともあったなぁ。はは、懐かしい。」

 「「「「「(ギリッ!)」」」」」

 腕を下ろし、顎に左手を当て、青空を見て過去を懐かしむと、何故か目の前の学生諸君からの殺意が強まった。

 身の危険を感じ、俺はそっと無色の魔素を右手に集め始める。

 「だからさ、これはその復讐だって。」

 一方、殺気を向けられていないネルは気楽なもので、軽く肩を竦め、あっさりとそう言い切った。

 「復讐?」

 「ええ、そうですわ。魔法使いコースの一同皆、このときのために研鑽してきましたの。」

 反芻した俺に、オリヴィアが大きく首肯してみせる。

 さっきまでの柔らかな笑顔はどこへやら、彼女はこめかみにシワまで寄せていらっしゃった。

 「ですから本当に、心より願っていましたわ、そして今は心から喜んでいますの、コテツ先生の再就任を!皆さん、第一陣形!」

 オリヴィアが大声で指示を出して後ろに飛び退く。同時に背後の4人も散らばって、俺を中心に半径5mの円を作るように立った。

 しかし、喜んでいるって、リベンジできるからってことか……。チクショウ、これでも祝福されて嬉しかったんだぞ!?

 「はぁ……せめて心の準備ぐらいはさせてくれ。」

 鼻筋をつまみ、嘆息。

 「それは謝りますわ。でも先生に逃げられないためには仕方のないことでしたの。ネルも、そのために昨日は仲間外れにしてしまって、申し訳ありませんわ。」

 「アハハ、気にしてないよそんなこと。こんな面白い物を特等席で見させてくれるんだから。」

 オリヴィアがしれっとそう言うと、この前は置いてけぼりを食らってあれだけ落ち込んでいたネルは、照れを見せつつも楽しそうに笑った。

 にしても、これのどこが面白いのか一向に分からない。

 「じゃ、コテツ、頑張ってねー。あ、あと、心配しなくても、ちゃんと護身の結界は起動してあるからね。……はじめ!」

 最後に俺に手を振って、学生達の包囲網から抜け出たネルは早速開始の合図を掛けた。

 護身の結界って、いつものやつか。……つまり向こうは殺しに掛かってくると。

 「行きますわ!ウィンドカッター!」

 「「ライトニング!」」

 「ロックバレット!」

 「ファイアランス!」

 そして予想通り、血気盛んな5人は、開始の合図のあった直後、ほぼ同時に魔法をぶっ放し、対する俺はそれまで集めに集めていた無色の魔素を周りへ放射状に放った。

 流石に全ての魔法を打ち消しはできないものの、その軌道はずれ、威力とスピードは格段に落ちる。

 「よっと。……さて!ここは一つ教師らしく、早速アドバイスをしてやろう。」

 軽い身のこなしで5つ全てを避けてしまい、手を叩いて注目を集めた俺は、周りの5人を見渡しながら顔の前で指を1本立ててみせた。

 新たに魔素を集める傍ら、彼らがこちらを不思議そうに見ているのを確認し、ほくそ笑む。

 敵の話を聞いてくれるとは。なんて良い子達だろう。

 「俺はこの通り素手だ。確かにこの距離で拳は届かないけどな……それでももう少し距離を取るべきじゃないか?」

 言い終え、無言で鉄塊を発動。

 「ッ!皆下がりなさい!魔法で牽制を!」

 言葉の真意を一早く理解したオリヴィアがさらに下がりながら号令を掛ける。

 だがしかし、もう遅い。

 「かはっ!?」

 最も反応の遅れた一人の鳩尾を打ち抜いて地面に転がし、俺は5人の包囲網を突破。次いで飛んでくる4種の魔法をヒョイと避けてしまい、残りの学生に対して大声で挑発した。

 「まずは一人だ!くはは、俺に魔法を当てるのはまだ難しいか!?」

 さぁこうなったら返り討ちだ!



 拳大の氷の礫。

 走る俺から見て左から連射されるそれらがすぐ後ろで粉々に砕け散っていく。しかもそれだけでは飽き足らず、真正面からは大蛇を模した雷が大口を開けて迫るという大盤振る舞い。

 端的に言って、俺は今ちょっとした窮地に陥っている。

 このまま走ればあの蛇の餌食。かと言って安易に避ければ氷の礫に晒される。

 しかし打開策が無い訳ではない。

 ……これを使うつもりはなかったんだけどなぁ。

 ま、背に腹は替えられん。

 足を止めないまま肩のポケットからナイフを取り出し、左の術者へ素早く投げる。

 ナイフは赤ケープの魔法使いに真っ直ぐ突き進み、しかし彼女の目の前に現れた氷の壁に阻まれた。

 自然、氷塊の猛攻も一瞬途絶える。

 その間に真横に跳んで目の前の大顎を紙一重で躱し、すぐさま地面を強く蹴って危険極まりない蛇の術者である緑ケープの学生との距離を一気に詰める。

 「く……!」

 小手先の魔法では俺を止められないこと、今さっきの蛇のような大魔法を使うには時間が足りないこと、そして近接戦で俺には勝てないことを十分に承知しているのだろう。

 敗北を悟り、悔しそうに歯噛みした彼は、ただその場で目を閉じてしまった。

 ……おいおい。

 彼のあまりの諦めの良さに思わず苦笑してしまいつつ、俺は2本目のナイフを振りかぶった。

 ……弟子としての最後の日が思い出される。

 首を差し出したあのとき、俺は師匠をこんな風にがっかりさせてしまっていたのか……。

 「ファイアアロー!「クラレス!?」フレデリック、諦めない!先生も疲れてる!もう少し!」

 しかし俺がトドメを刺す直前、左から幾本もの火の矢が放たれ、俺は後退を余儀なくされる。

 そうして動きを止めた途端、それまで感じていた風が止み、俺の体感温度が一気に上がって呼吸が熱く、苦しくなる。体を冷やしてくれていた汗も、今はただのぬるい液体にしか思えない。

 なんてことはない。ただの疲労だ。

 まぁ200人近くを連続で相手してたら、そりゃこうなるわな。

 というよりも十中八九、これが魔法使いコースの3年生達の狙いだろう。クラレスとフレデリックという優等生をこうして最後まで温存してきたことからも分かる。こいつら、総員で俺に一矢報いようとしているに違いない。

 ……ま、残るはもうその二人だけだけれども。

 「アイスランス!」

 九死に一生を得たフレデリックは、氷の槍を飛ばしながら翼を用いて大きく後退。

 槍を避け、いつもなら全力疾走で相手に追い付いてしっかりトドメを刺すところを、俺はナイフ投げによる牽制で済ませた。

 「ウォール!」

 しかし地から競り上がった壁に阻まれ、そへは牽制にすらならなかった。

 ……やっぱり手を抜くと駄目だな。入学試験と同じようには行かないか。

 「ゴーレム!」

 内心で反省し、ついでに相手の成長を感慨深く思っていると、左手、クラレスのいる方向で岩肌の巨大な人型が石のリングから生まれ、起き上がったのが見えた。

 ただでさえ全長7mはありそうなそれは、同じくらい長く、ゴツい両腕を天高く掲げて左右の手をガチリと組む。

 ……あれに暴れられると厄介だ。

 そう判断し、俺はゴーレムの股の下に立つクラレスへと駆け出した。

 「スマッシュ!」

 そしてクラレスが号令をかけると、腕の形をした石の塊がそのまま俺へと振り下ろされる。

 何とか先にクラレスを……いいや、間に合わないなこいつはッ!

 「黒銀!」

 叫び、蹴り出した右足を勢い良くリングに叩き付ける。そして迫る影を仰ぎ見た俺は、それに真っ黒な両手を突き出した。

 直後、大質量の拳が俺の足をリングに少し沈め、

 「オォォォッ!」

 しかし雄叫びを上げた俺に逆に押し返されて僅かに浮く。

 そのほんの一瞬を逃さず、ゴーレムの手の下から脱出。背後で再びズン、とリングが叩かれ、足下のリングを上下させた。

 「させるか!アイシクル!」

 と、右から飛んでくる氷の礫。

 対して俺は今度は下がらず、走行速度を上げることで、妨害が届く前にその場を駆け抜けた。

 「フ、ファイアボール!」

 するとすぐに前方のクラレスが後ろに下がりながら俺の足元に火の玉をばら撒くも、

 「甘い甘い!」

 俺はそれを軽く跳んで越え、彼女の手の魔導書を右足で横に蹴り飛ばし、そのまま右足で着地。

 「う……。」

 蹴られた手を抑え、クラレスはさらに下がろうするものの、残念ながらここは既にリングの端。

 「……やっぱり、化け物。」

 不満顔でボヤく魔族のお姫様。

 ……俺はまだそう呼ばれてるのか?

 内心がっくりしつつ、俺が体の回転を用い、左足踵をクラレスの胸元に入れようとすると、

 「させない!」

 その直前、フレデリックが頭から飛び込んできて、クラレスを横に押し飛ばした。

 俺の踵はそんな彼の顔にいい音を立ててめり込む。

 「でびっ!?」

 変な呻き声を最後に、俺の目の前で倒れ伏す悪魔族の青年。

 足を下ろし、彼が気絶して動かなくなったのをつま先でつついて確認。

 「はは、やるじゃないかフレデリック。」

 聞こえてないと分かっていながら彼に声をかけ、クラレスの方へ目を向け直せば、彼女はリングの縁でギリギリ落ちなかった魔導書を片手で拾い上げていた。

 こちらを向き、鋭い眼光を俺に向けるクラレス。

 「決める!」

 その手元のページがパラパラと勝手に捲れていく。そしてそれがピタリ止まった瞬間、クラレスの掌が俺に向いた。

 燃え上がる蒼炎。

 「……イグニ「ほいよ。」え!?」

 対する俺は、ピクリともしないフレデリックの襟を足の先で引っ掛け、彼を猛る炎の中へと放った。

 「あ!だめ!」

 炎が消える。

 そして心優しいクラレスは、飛んでくるフレデリックをしっかりと抱き止めた。

 「そうそう、友達は大切にな。」

 その間に2歩の距離を詰めてしまっていた俺は、緑のケープをトンと強めに押してやった。

 ……クラレスの背後には一歩下がる余裕すらない。

 「おっと、そういや友達ってじゃ足りないんだっけか?」

 からかいながら俺はフレデリックの肩越しに3本角の少女へ笑いかけ、さらに手も軽く振ってみせる。

 「え?……あぁぁぁあぁぁぁぁぁああ!」

 対し、きょとんと戸惑った表情を見せたクラレスは遅れて今の状況に気付くと、為すすべもなく、悔しさと怒りの入り混じった声を上げて水の中へと落ちていった。

 2年前の寡黙な印象が見事に打ち砕かれたなぁ。あんな大声、初めて聞いたぞ。

 『それだけ悔しいんじゃろ。化け物一匹に200人掛かりで挑戦し、返り討ちにあったんじゃからのう。……同情するわい。』

 黙らっしゃい!化け物言うな!

 まぁでも、そんなことより……

 「あぁ……疲れた。」

 膝に手を乗せ、体の力を言葉を発しながら抜く。滴る汗が真下で波打つ海水面に飲み込まれた。

 ……このまま海に飛び込んだら気持ち良いかもしれん。いや、気持ち良いに違いない!

 しかし、いざその名案を実行に移そうとする直前、背中を誰かに叩かれた。

 「はい、コテツの勝ちだね。」

 その誰か――ネルを見上げれば、彼女は何がおかしいのかくつくつと笑っている。

 「なん、だよ。」

 肩で荒い呼吸をしながら聞く。

 「なんにも?」

 嘘つけ。お前の今の笑顔は明らかに何か企んでる奴のそれだ。

 「それでさ、どうだった?」

 「はぁ、はぁ……何が、だ?」

 「ほら、魔法使いコースの3年生全員と戦って見た感想。」

 「それを、今聞くか?」

 正直休ませて欲しい。感想なら後からいくらでも言ってやるから。

 「だって今の方が新鮮でしょ?」

 「そんなもん聞いて、ふぅ、どうするんだ?」

 「良いから良いから。」

 聞くも、ネルは答える代わりにニココ笑顔で俺の体を揺さぶってくるのみ。

 ……何なんだ一体。まぁ言ったって減るもんじゃないか。

 「へいへい。ま、2年前よりは上達していたよ。魔法はかなり多彩になっていたし、はぁ、それに、速い上に精度も良いから躱すのが一苦労だった。……ぜぇ、まさかナイフまで使わされるとは思わなかったよ。はは。」

 息を所々で切らしながらも言って、苦笑。

 当初の予定では体術と無色の魔法だけのつもりだったのになぁ。

 「ふーん、百人以上を相手に素手でやるつもりだったんだ?」

 「二年前はあいつらの評価をつけながらでも逃げ回るのは余裕だったからな。ま、予想以上だったよ。まだまだだって評価は変わらないけどな。はは……。」

 「ふーん……だってさ!」だってさ!」

 と、ネルのハキハキとした声が隣からだけでなく、周囲からも少し遅れて聞こえてきた。

 え?もしかしてあのマイク、起動しっぱなしだったのか?

 汗まみれの顔を上げ、公正な筈の審判様に抗議の目を向ける。

 しかし彼女は舌を小さく出して笑うだけ。悪いとは微塵も思っちゃいないのがよく分かる。

 「コテツ、前。」

 「ん?」

 と、ネルが握ったトランシーバ型マイクを小さく振って俺に前を向くよう促し、素直に前方に移した俺の視線の先の観客席では、びしょ濡れの魔法使いの卵達が集合していた。

 今さっきの言葉のせいだろうか、こちらを睨む全員の目に憎しみが宿っている気がする。

 と、彼らの先頭に立つオリヴィアが、この試合の開始時のようにタクトの先を俺にビシリと向けてきた。

 「お、お見事でしたわ、こ、今回は素直に負けを認めましょう。ええ。で、ですが、その、そ……卒業式!そう、卒業式ですわ!そのときこそ先生を倒してみせますわ!皆さんそうですわよね!?」

 同時にワッと他の学生達が一気に沸き立ち、

 「「「そうだそうだ!よく言った!」」」

 「「「「「覚えてろ!」」」」」

 そしてそんな捨て台詞を口々に叫んでコロシアムの出口へとぞろぞろ歩き始めた。

 5対1を連戦させられて疲労困憊な俺を少しは労ってくれてもいいと思う。

 「……なぁネル、俺が悪いのか?」

 彼らを見送りながら隣に聞くと、ネルはマイクで口元を抑え、少し悩んでから口を開いた。

 「悪いかどうかはしらないけど、ま、コテツの無神経は原因の一つだと思うよ?……あ、くく、あれ見てよ。アリシアまで不機嫌顔になってる。」

 ……もうヤダ疲れた。

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