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 転職勇者   作者: まずは深呼吸
第七章:危険な職場
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教師候補

 ファーレン学園コロシアム。

 オーソドックスに剣や槍を帯びた者はもちろん、威圧感溢れる大槌を担ぐ者から全くの無手の者までと、てんでバラバラな装備で身を固めた者達が集い、青空の下、整然と並んでいる。

 俺もその中にいる。

 足下の円形ステージはファーレン島のどこかにあるらしい横穴から流れ込む海水の上に浮かんでおり、目を瞑れば足場の微かな揺れがちゃんと感じられる。

 そんな石リング周りの水面を間に挟み、360度取り囲むのは、すり鉢状の観客席。

 そこに設置された壇上に立つ、緑のケープを羽織った好青年に、巨大な石盤に立ち並ぶ俺達の注意は向けられている。

 「……実戦担当教師とは、私達ファーレンの学生が、習った技を正しく使えるようになるために……必要な存在です。そのような大役を担うために……集まってくれた事に、まずは学生を代表し、心から感謝いたします。どうか、全力を発揮し、ただ一つの座を勝ち取ってください。…………生徒会長、テオ・フォン・ハイドンからは以上です!」

 ところどころで引っ掛かりながらも不自然にならない程度に収めて話を終え、そして締め切らなかった最後を強引に締め括って、今年の生徒会長テオは、緊張からか左右の手足の振りを一緒にしてしまいながら、台から降りて行った。

 「ありがとうございました。ではルール説明に入ります。」

 そして流れ始めるアナウンス。

 ……そうだよなテオ、普通ああなるよな。むしろ何も見ないままスピーチできただけで賞賛されるべきだと思う。……というかエリックがおかしい。

 さて、もうここまでで分かっただろう。

 本日は実践担当教師を決める予選、バトルロイヤルが行われる日である。

 ついでにファーレンの新学期が開始されてから2日目でもあり、ネルとアリシアは周りの観客席のどこかで長らく会っていなかった友人達との交友を深めている事だろう。

 ……ネルは元より心配してないのでともかくとして、アリシアの宿題がちゃんと終わったかどうかは聞いていない。が、昨日の朝の、あの半目ながらも達成感を感じさせる表情からして、おそらく大丈夫だろう。

 俺はそう信じている。

 [コテツさん!頑張ってください!]

 と、急に耳元で元気溌剌な声が響いた。

 少し驚いて周囲を見回せば、声の主、アリシアが手を大きく振っているのが見えた。

 「おう、任せろ。」

 言い、手を振り返す。

 [あ、あの、去年のこの予選では、以前教師になったことのある方が集中して狙われていたので、くれぐれも気を付けてください!]

 「はは、了解。まぁ見てろって。」

 [はい!勝ったらおいしいケーキでお祝いしましょう!]

 心配する声に事も無げに笑い返してやると、元気な返事が返ってきた。

 ただ、ケーキに関してはアリシアが食べたいだけだろうと思う。

 まぁ勝つと確信していてくれていると思えば嬉しいことこの上ない。

 さてと、こういうときネルは確か……

 「太るぞ?」

 ……こう答えるんだったよな?

 [むぅ、ネルさんみたいなこと言わないでください。]

 「くはは、じゃあそろそろ始まるから、またな。ケーキのことは考えておく。」

 [はい!あ、でも、やっぱり一番は勝って欲しいです!]

 「はいよ。」

 笑顔で頷き、耳から手を離す。

 「……では、始めてください。」

 程なくしてコロシアムの外端に突き立つ長い棒の先端からアナウンスが聞こえてきた。

 それと同時に周りの戦士達が一気に殺気立ち、素早くそれぞれの武器を構え出す。

 かく言う俺もだ。

 そしてちなみに、今の俺はどこからどう見ても先程で言い表した教師候補達の中の、“威圧感溢れる大槌を担ぐ者”に分類される。

 「すぅぅ……鳴ッ動ッせよォォォッ!」

 ……要はそういうことだ。アリシアの心配はハナから杞憂だったのである。

 緊張が張り詰め、皆が迂闊に動け出せていない中、そう、高らかに叫んだ俺は、

 「……ミョルニル!」

 黄金の波動を発して場の全員の注目を集めた神槌――ミョルニルを、2年前のタイソンよろしく、真下の石リングに叩き付けた。



 「コテツ……私の言いたいことは分かっているな?」

 「……すんません。」

 テオの立っていた台の上、正座したまま頭を掻き掻き、俺は目の前に立ち、見下ろしてくるラヴァルにヘコヘコと頭を何度も下げつつ謝る。

 ちなみにバトルロイヤルの結果は俺の一人勝ち。2年前と違い、いわゆる電磁浮遊で宙に浮いた俺以外に海水への落下を免れたものはいなかったのである。

 ……思えばタイソンの奴、運が無かったんだなぁ。

 「はぁ……幸い、“アレ”は露出しなかった。」

 「そ、そうか、そりゃ良かった。」

 嘆息してラヴァルが言った言葉に、俺も内心で安堵した。

 ちなみに“アレ”とはパンドラの箱のこと。

 ラヴァルはついさっきまで、砕かれたコロシアムリングを駆け回り、海に落ちた教師候補達の救出と、パンドラの箱が表に現れてしまっていないかの確認を並行して行ってくれていたのである。

 というよりむしろあんなに巨大な石の塊を割って、パンドラの箱を露出させてしまうという確率はかなり小さいと思う。

 ……まぁそれでも露出する危険がなかったとは言えないか。

 全面的に俺の短慮が悪いな。

 しかしやってみたかったってことに変わりはない。後悔もしていない。

 『子供かお主は。』

 おう、精神的に若いつもりだ。

 『はぁ……幼いの間違いじゃろ。』

 何にせよ、でかい物を一撃で砕き割る、その浪漫には逆らえない。

 「……まぁ良い。フッ、今年度もよろしく頼もう。」

 「ああ、よろしく。」

 かぶりを振って文句を飲み込んでくれたラヴァルが手を差し出してくれ、俺はそれを掴んで立ち上がる。

 「それで、あれからどうだった?バーナベルを監視していたんだろ?白か黒か、分かったか?」

 「少なくともヴリトラ教徒らしき者との接触は無かった。強いて言うならファーレンにいるスレインの大使と何度か会っていたということぐらいか。」

 「スレインの大使?」

 「なに、ファーレンが敵国と与してなどいないか監視し、定期的にスレインへ報告をしている男だ。へカルトやラダンからの者も当然いるが、皆ヴリトラ教徒である心配はない。彼らの経歴はこちらも当然、把握している。」

 「で、バーナベルがそいつ会ってた理由は?」

 獣人のあいつが会うのなら、普通ラダンの大使にじゃないのか?

 「……大したことではない。内容は彼と彼の家族をスレインに移住させて欲しいという物だ。フッ、故郷に戻れぬ妻に故郷の土を踏ませたいという願いか、妻に彼自身のために無理をさせたくないという配慮か。いずれにせよ、全く、家族思いな男だ。」

 「へぇ?ファーレンって住み心地が悪いのかね?」

 俺は割りと好きだぞ?

 「さて、それは人それぞれだろう?ただ、この島において、ファーレンの学生でない人間が少数であることは事実だ。」

 ……言われ、改めて思い返せばここに来て人間にはあまり会っていない。昨日までお世話になっていた宿屋の主人も、トカゲをそのまま大きくして二足歩行させたような種族――リザードマンだったし。

 「なるほどねぇ。とにかく、それならバーナベルは白ってことで……違うのか?」

 ついに新たな味方が!と思ったのも束の間、ラヴァルに微笑を浮かべたまま首を振られた。

 浅慮が過ぎたらしい。

 「それは分からぬな。計画が既に決まり、バーナベルに、この一年、ヴリトラの者と連絡を取り合う必要が無かったとも考えられる。」

 「つまり進展は無しってことか?」

 「バーナベルへの疑惑が多少薄まった程度だ。」

 「そうか……。」

 別に裏切り者であって欲しいという訳じゃない。ただ、結果が白であれ黒であれ、はっきり断定できていたら楽だったのにと思う。

 「さて、そろそろ私は戻らねばならん。話は変わるが、コテツ、お前がこれから泊まる部屋を見ていくか?」

 「あー、二年前暮らしてた部屋か?残ってるのか?」

 さっさと魔法で元に戻されていると思ってた。

 ラヴァルは俺の質問にゆっくり頷き、

 「昨年の実戦担当は通例通り寮の一室を使ったのでな、フッ、私が有効活用させて貰った。」

 そう言うと踵を返して足早に歩いていく。

 有効活用?何したんだ?

 そうして立ち尽くしたまま、警戒心がムクムクと膨らむを感じていると、急に彼がこちらを振り返った。

 「何をしている。見て行かぬのか?」

 ……なんだ、一緒に行ってくれるつもりだったのか。

 俺は少し慌て気味にラヴァルの跡を追った。


 「どうだコテツ。」

 「いや、どうと言われてもなぁ……。」

 件の部屋に入るなり自慢気に言われ、反応に困って苦笑いしながらかつてルナと二人で仲良く同棲生活していた部屋を見回す。

 ルナがその腕を振るってくれた台所からファレリルに作ってもらった、今は伏せられている鉄釜まで、大体の家具類はその配置までもが神器探しの旅に出たときのまま。変わった点を強いて言うなら、2つしか無かった椅子が3つに増えていることぐらいか。

 しかし、その内装は全く違う。壁、床、天井の至るところに俺には理解不能な幾何学模様がびっしり、所狭しと描かれていた。

 「……アリシア辺りが喜びそうな部屋だな。」

 結果、そんな感想が口を突いて出た。

 「フッ、何を隠そう、あの娘がこの魔法陣の大半を描いたのだよ。フフ、いつの間にやらお前に渡していた魔術錠を複製していたようだ。ふと思い立ち、ここに立ち寄ったときの私の受けた衝撃は今も容易に思い出せる。」

 ……アリシアめ、手段を選ばなくなってるな。

 『お主の悪影響じゃろうのう。』

 ンな馬鹿な。

 爺さんの言葉に愕然としながら、改めて周囲の魔法陣に目を向けていると、ラヴァルはさらに続けた。

 「よく見たまえ。彼女の試行錯誤がよく分かるだろう?しかしこれらで何よりも重要なことは、彼女の一見奇抜な発想の生まれ方が眺めているだけで伝わってくることだ。それ故、今ならば私自身もこれを描いた当時のアリシアと同じ思考ができ、同じ結論を導き出せる。……フッ、これではどちらが教師か分からぬな。だが、だからこそ私はあの娘に研究の協力を願ったとも言える。」

 「へぇ……。」

 なんだろうな、この世界の一般人程の知識すら無い事が悔しくなってくる。いや、寂しいと言う方が正しいか?

 ……何にせよ、ラヴァルが褒めそやかすアリシアの特技を全く理解できないことがひたすらにやり切れない。これで少し腹立たしさまで感じているのだから無学な自分が笑えてくる。

 「……で、お前はここで何してるんだ?」

 だから話題を変えた。

 いやはや話題の転換におあつらえ向きの奴がすぐ近くにいて本当に助かった。

 「え?ボク?」

 首だけで横を見れば、備え付けの木の椅子の上に膝を抱き寄せて縮こまっているネルの姿。呼ばれた彼女はそのままの姿勢で器用にも小さく跳ね、驚いたような顔で小首を傾げた。

 「あのな、俺とラヴァルとお前以外、ここに誰もいないだろうが……。」

 俺とラヴァルが入ってくるなり、ピシッと石像のように固まり、それからは机に向かったまま一言も発していなかったが、もしかして隠れてるつもりだったのか?

 「ア、アハハハ……えっとー、ゆ、優勝おめでとう。これから教師として頑張ってね。」

 明らかに何かを誤魔化して笑うネル。

 「はいよ、ありがとな。……で?お前は友達と遊びに行かないのか?確か今日と明日は教師決めの試合見学をしたら、後は休みなんだろ?」

 そしてその教師決めが今日一日で終わったため、明日一日はほぼ丸ごと休日となっている。学生諸君には是非とも俺に感謝して欲しい。

 「……良いの。」

 するとそうボソリと言って、ネルは膝を放し、代わりに机に突っ伏した。

 「フッ、では私は他の仕事に戻るとしよう。」

 「あ、ああ、悪いな。」

 気を使ってくれ、ラヴァルはそう言ってさっさと部屋の外へ出てどこかへ転移していく。

 それを見送り、俺は適当な椅子を引っ張ってきてネルの横に座った。

 「どうしたんだ?」

 「なんでもない。」

 頭を突っ伏したままでの返答。

 「そうかい……そういやアリシアは?」

 「さぁ?魔法使いコースの皆と一緒にどこかに遊びに行ったよ。テオもオリヴィアに付いて行ったね。……戦士コースの皆は相変わらずボクを目の敵にしてて、後輩達の中に一人だけ混ざるのも嫌だし、魔術コースの子達は真面目に勉強するらしいから邪魔はできないし……。」

 「なんだ、つまり友達全員が遊びに行って、一人だけ置いて行かれたのか?」

 「……。」

 後半の愚痴のオンパレードを遮ると、ネルは完全に沈黙した。

 図星だったらしい。

 「じゃあその真面目な魔術師の卵達に倣ってお前も勉強したらどうだ?」

 提案すると、ネルが顔をこちらに向けた。

 押し付けられ、潰れた頬が彼女の不満をこれでもかと表している。

 「うん、しようと思ったよ?……でもなんか悲しくなってきたからここに来たんだ。」

 なるほど。

 ……ていうかこいつもここの合鍵を持ってるのな。

 「アリシアに付いて行けば良かったんじゃないか?テオは行ったんだろ、オリヴィアと。」

 「頼んだよ?でも駄目だってさ。……アリシアには泣きそうな顔で謝られたよ。……あんなのズルい。」

 顔をまたもや机に向け、ネルがさらに愚痴をこぼす。

 と、ここで名案が思い付いた。

 「そうだ、お前のファンクラブの誰かを「論外!」イデッ!?」

 そして結果、足を思い切り踏まれた。

 「もう、冗談でも言って良いことと悪いことがあるんだよ?」

 「別に冗談って訳じゃ……。」

 「また踏んで欲しいの?」

 顔を上げ、ネルがこちらを睨み、

 「へい、悪ぅござんした。」

 睨まれた俺は足を揉みながら素直に謝った。

 「にしても、エリックが卒業して1年経っただろ?まだ嫌われてるのか?」

 「戦士コースの皆にはね……あの、ファン……お馬鹿集団の構成員がほとんど戦士コースだから。」

 俺に体を向け、そう言って嘆息するネル。

 「……虐めとかは無いよな?」

 ふと気になった。

 「アハハ、ありがと。大丈夫だよ、近付いたら睨んでくるだけだから。後は基本、ボクを無視するくらいかな。」

 「それ、虐めに入らないのか?」

 本人は何でもないと笑っているものの、なんだかさらに心配になってきたぞ?

 「嫌いな相手にすることの中では一番無害だと思うよ?戦士コースなだけあって、ボクの物にちょっかいだしたり、ボク自身に危害を加えたりとか、陰湿なことはしないから。」

 本当に大丈夫なのか?

 「……何かあったら言えよ?」

 上半身を上げ、向かい合うネルに取り敢えずそう言うと、彼女はくすぐったそうに笑って頷いた。

 「くく、心配し過ぎだよ、もう。」

 「そりゃなぁ、友達全員に置いてけぼり喰らうなんてなかなか聞かないぞ?心配するに決まって「ふん!」ぐわっ!?」

 先程と全く同じ箇所を、先程を遥かに凌駕する力でネルの踵が踏み潰した。

 あまりの痛みに涙が溢れる。

 「あーもう決めた!今日はコテツと一緒に美味しいものをたくさん食べて回ってやる!良いね?」

 対してネルは立ち上がり、拳を振り上げてそう宣言。

 「はぁ……嫌だと言っても連れて行くんだろ?」

 「あ……嫌、だった……?」

 しかしため息をつきながらの俺の言葉を耳聡く聞き取るや、その声と拳がしなだれる。

 さっきまでの強気はどうした!?

 「嫌じゃない嫌じゃない、是非ともご一緒させて欲しいですとも!」

 慌て、変なテンションになりつつも、俺はネルの手を強引に引っ掴んで立ち上がった。

 この野郎、思ってた以上に落ち込んでやがるな?

 「え?」

 状況に付いて行けず、ポカンとした顔。こちらを見つめたままのネルの手を引き、俺は彼女を立ち上がらせる。

 「ほら、どこに行きたいんだ?何処でだろうと文句は言わん。案内してくれ。」

 「い、いいの?」

 「何が。」

 「ううん、えっと、じゃあ、い、行こっか?」



 「ここ、か?」

 ネルの案内でファーレン城を囲むドーナツ状の町並みを歩き、辿り着いたのは、建物と建物の間にひっそりと佇む、外観の何だか暗い店。

 立ち寄り難い雰囲気がするものの、ネルの様子からしてここで間違いなさそうである。

 「うん、初心者にはおすすめだよ。頼めばちゃんと形を崩して、美味しそうに整えてくれるし、独特の匂いも香草で和らげてくれるからね。……実はそのままが一番美味しいんだけど。」

 「……そ、そうか。」

 道中、どういう店なのかは聞いていたため、いよいよとなって、自然、俺はごくりと唾を飲み込んだ。

 「あ……や、やっぱりやめとく?ボクが食べたいからって、無理することないよ?」

 ついさっきまで楽しそうに店の概要を説明していたネルは、その笑顔を一気に曇らせ、俺の手を引く力も弱めてしまう。

 ……ネルはアリシアの泣き謝りをズルいだとか何とか言っていたが、彼女自身も大概ズルい。加えて美人なんだから質が悪い。

 「ふぅぅ、よし!」

 息を吐き、覚悟を決め、俺は握ったネルの華奢な手を引っ張って、未知の世界へと踏み出す。

 「え、コテツ?」

 「大丈夫だ、男に二言があって堪るか!脳味噌でも目ん玉でも掛かってこいや!」

 こうして俺は人生初のゲテモノ屋に挑戦した。



 「お?こいつはなかなか……。」

 「ふっふーん、でしょ?」

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