①兄と義姉は海外の家に帰りました
この章以後、基本会話形式で話が進みます。
「改めまして、これからお世話になりますー(玄関で靴を脱ぐ常葉)」
「いやいや『なりますー』じゃねぇってマジで(追いかける一実)」
「はいはい、一実、荷物運ぼーね」
「ちょ、お姉」
「うらぁあどっこいせぇえいっ!…のよいよいよい!」
「ちょ、ちょ、ちょ!? おっさん出すな! 誰だよお前!?」
「なめるな。本入りみかん箱一つ運べんほど落ちぶれておらんわ!」
「意味わかんねぇし!担ぐな!あぁもう貸して!俺やるから!いいから!貸して!」
「……渡さん」
「なに対抗意識燃やしてんの!?」
「はいはい、そう言ってる間に部屋に到着するわぁ」
「あぁもう、いい。どうでもいいわ。凄い凄い、うちの姉さんマッスル凄い」
「で、一実はなに持ってきたの?」
「………(ずいっと差し出される)」
「………(黙って受け取る)」
「や、あのね、これ退かして荷物取ろうとしたところで姉ちゃん追いかけたから!」
「さすがだな。我が弟はオトメンだ」
「ぬいぐるみは不可抗力だから!」
「はいはい(でもそれお前の私物だろ)」
「聞いてや!(若干涙目)」
ちなみにぬいぐるみはカピバ●さんでした。