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俺の従兄弟は俺です  作者: 氷瀬 豊
一章 ~一学期~
8/73

兄貴暴走劇…………2

「はぁ!? この子が輝!?」


「あぁ、そうだ」


「そんなの信じる訳ないだろうが」


まぁそうだよな、信じる訳ないか…………

よしこうなったら…………

「お前が直接兄貴に何か言え」


「何を?」


「兄貴の特徴とか?」


「わかった」



「えーっと……運動神経が良い、馬鹿………」


「おお、その通りだ…………」

これで兄貴もしんじるだろ…………


「まぁ、弟……いや……妹の言うことだし信じてやろう……」


「ありがと・・・」

「ただし、俺の事をお兄ちゃんと呼ぶこと!」


「……嫌だ!」


「何で?」


「気持ち悪いし、おかしいだろう俺が言ったら……」


「いや全く気持ち悪くもおかしくもありません!」


「と、とにかく嫌だ! 恵たちからもなんとかいってくれ!」


「諦めなよ、前にあった事忘れたの?」


「あっ…………」


それは二年前の話である。

恵が小6の時、俺のことを輝兄、兄貴のことを秀弥という名前から秀兄と呼んでいたのだが、突然俺のことをお兄ちゃんと言って、兄貴のことを兄貴と呼び始めたのだ。

正直最初は、恵の呼び方に驚いた。

そして兄貴は、俺のことをなぜお兄ちゃんと呼んで

くれないんだ と、よく拗ねていた。

そのことについて後々兄貴の話を聞いてみると、お兄ちゃんと呼んでもらうことが夢(?)だったらしい。

「でも嫌だ!」


「…………」

拗ねたな。

「兄貴諦めろ。 女の体でも中身は俺だ」


「俺は諦めないぞ! 必ずお兄ちゃん♪ と言わせてやる! ウワッハッハッハッハァ…………」

ヤバイ完全に壊れた……

それから小一時間、兄貴は笑い続けた。

更新遅くてすいませんm(__)m

やっと兄貴登場!

次は両親が出てくる予定です

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