夢オチ?でいいのかな?
6話目投稿します。
妄想ダダ漏れでっす。暖かい目で読んで貰えると有難いです。投稿したあと私一刀は羞恥と(主に文章の)後悔で悶えてます。
「これより、■と■の結婚式を始めます。」
ああ、ようやくここまで来たか。
ここまで色んなことが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・有りすぎたなぁ・・・・・。
中学から始まったこの付き合いも一段落だな。
よく使い回された言葉だが、『あっという間』だったなぁ。・・・・・・・・・・必要以上に中身が濃かったが。
全く、アイツ等のせいで大変な思いをしたな。・・・・・・当時の俺だったら否定するだろうが、割と楽しかったな。
結果的に隣に居てくれるコイツとも出会える切っ掛けにもなったし。あの場所でライトを浴びている二人も幸せそうだし、いつだったか
俺の望んだ幸せの形に辿り着くことにもなった。
今の職場兼自宅の孤児院も子供達の笑い声が毎日聞こえる上に、好きな奴とも常に一緒に居ることが出来る。ホント・・・・・
「アイツらも、俺たちも恵まれたな・・・・」
「・・・・・えぇ、そうね」(^_^)
・・・・・・・・・・っく、可愛エェ・・・・・・
思わず肩を抱き寄せたくなったが、流石に自重した。
・・・・・・・・・・・・・・・(知り合いとはいえ)他人の結婚式で自分たちの世界に入らない位の常識は持ち合わせているっ!
帰ってからイチャつくがな!!
と思ってたら俺に体重を預けてきた。・・・・・・・・・・・・心が温まるな・・・・・・・・。←既に自分たちの世界に入ってます
「------では、新郎新婦のご友人である柊氏からお祝いの言葉をお願いします。」
お、俺の出番か。
「よし、行くか。」
「行ってらしゃい。」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・
「-------では、最後に一言。おめでとう。近くで見てきた者の一人として、一緒に歩いて来た者として、祝福するよ。」
ふぅ、今までの■のハズい話や■の鈍感っぷりを披露させてもらったぜ・・・。二人とも面白い位に表情が変わったな。やっぱ今になって恥ずかしくなったんだろうな。ククク・・・
「有難うございました。それでは、新郎新婦よりお言葉を頂きましょう。」
そして、二人が話終えたら沈黙・・・・・ゑ?
(な、何?)
困惑していると、いきなり目の前が真っ暗になり、
カッ(!!!???!?)
光と共にいきなり今まで共に生きてきたすべての人達が周りに居た。
(んなっ!?)
驚いた。死んでしまった人物までそこには居た。
「な、何なんだ?」
そしたら全員で拍手してきた。360°全員が一斉に。戸惑いながら、声を聞いた。
「「「「「「「「「「「「「「「「「「お疲れさま」」」」」」」」」」」」」」」」」」
「今まで有難う」「よく頑張ったのぅ・・・・」「ホントお疲れ様っス」「無事にココまで来れたか」「おめでとう」「苦労したな」「よくここまで死ななかったもんね」「「「「「お疲れ様でした!!」」」」」「よかったね」「今度は皆で遊びに来てよ。2人で待ってるから」「あの時助けてくれて有難う」「また会いに来てよお義兄さん」「・・・・・・・」「たまにはコッチ来なよ?」「ガハハ!幸せそうで何よりだ!!」「明るい未来は守られたようだね」
「まだまだ、付き合ってもらうからな」「ここからまた始まるんだからね」「これからも、一緒に居よ?」
混乱している俺に次々と投げかけられる言葉の数々。そのほとんどが俺に対する労いと感謝の言葉だった。そして
「「「「「「「「「「「「「「「「「「出会ってくれて、有難う」」」」」」」」」」」」
「・・・っ・・・」
俺にとって最高の言葉と笑顔を向けられて、心から暖かいものが溢れてきて
「・・・・・・俺もっ、皆っ・・・・・・・・・・・・・・・・・有難う!!!!!!」
涙と共に笑顔と言葉を返した。
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「・・・・・・殿、護人殿」
「・・・・・・・・・ん?・・・・・・ふぁぁ・・・・・・」ムクリ
今は移動中の馬車の中。死亡フラグ説明会(笑)えお開いた後、魔王(さん?)が言った通り『師匠』の所に預けら(監視さ)れる事となったようで、ユマンさんの部下に連れていって貰っている。その移動手段が馬車だった。
・・・・・・・・・・・・遠すぎね?
んで割と広い丘の上に目的地があるらしく、そこに向かうまで暇だったので横になって(ようやく)寝てた。
チナミに元の世界では高確立でチートsのごたごたに巻き込まれるので、寝ている間にも危機が迫ったら直ちに起きる様体が状況に適応された。
・・・・・・・・これって適応って言うか慣れ?
「も、護人殿・・・・・・?」
「ん?どうしたん?」(・ω・)
「な、何故泣いておられるので・・・・?」
「・・・・ん?(つд;)あ、アルェ?」
手で顔に触れたら、確かに俺は泣いていたみたいだ・・・・
な、何か変な夢でも見たのか?泣いてる筈なのに胸が暖かいし、涙が止まらない。心なしか体も軽くなってる・・・・何で?why?
「ん、すいません。多分何とも無いと思いますヨ?」
「・・・・何故疑問形なんですか?まぁ、それはいいとして、着きましたよ。」
「へ?」(‘∀‘)
涙を拭いてから、言われて馬車から降りて見ると、丘の上だったから魔国が一望出来た。城から眺めた時とは違う絶景にまた呆然としていた。
「こりゃぁ・・・・・スゲェ」
「そうじゃろう、そうじゃろう」
(メ・ん・)?
後ろを向いたら小さい学校みたいな建物の門の前に立っている爺さんがいた。
「ここは『ラスター孤児院』じゃ。ようこそ異世界からの客人。」
「あ、はい、どうも」(・_・)
それが、俺にとって大きな影響を与える『師匠』との出会いだった。
どうでしたか?もう、やっちまったZE!って感じです。やっと孤児院を出せました。長いですね、はい。