軌跡
幸せなことなんだと思う。
私が ここにいること。
私が ここに在ること。
そのすべては
奇跡とも呼べるし
偶然とも呼べる
必然とも考えられる
その道を歩いた軌跡。
間違いなく、
足跡は残っている。
砂に隠された足跡も
海に流された足跡も
見えなくなっても
ここに存在していることが何よりの証拠。
振り返りたかったら
振り返ればイイ
戻りたかったら
戻ればイイ
それが私の道となる。
私の軌跡となる。
一歩、踏み入れて。
新たな足跡をここに。
進もう――――――…。