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空を飛ぶ人

作者: すみ いちろ






たった一つの宇宙に輝く


たった一人のあなたを感じて


寒空の朝の光


眩しい太陽が私を包む


何処にも行けない身体は


この小さな世界を行ったり来たりする様に


ぐるぐると心の中を彷徨う


まだまだ未成熟な地球人は


思い描いた心をテレパシーみたいにして


言葉を話して誰かに聴いて欲しくて


誰かの気持ちを聴いていたいから


ほんの小さな青空に向かって話し掛ける


お元気ですか


お変わりないですか


誰かを心配したり小さな惑星の上で震える


ゆるやかな時に包まれて


私はいつまで存在して居られるのだろう


ほんの小さな地球の


ほんの僅かしか知らない時間


空を見上げて誰もが穏やかで幸せに生きられることを願う


流れる雲の様に


空に消えて


青く


青く


誰もが幸せに 空を飛ぶ日











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― 新着の感想 ―
とてもスケールの広い詩だと思いました。自分が生きている世界がいかに狭いものかと、考えさせられます。このような詩を読むと、そんな狭い世界から抜け出して、何か普遍的な願いのようなものに手を伸ばすことができ…
2024/12/01 17:06 退会済み
管理
>たった一つの宇宙に輝く たった一人のあなたを感じて この部分が素敵で好きです。 この広い宇宙で、ひとりの誰かの存在を感じたり想ったりするのって、考えると不思議でそして、素敵なことだなとなんだか思い…
思わず空を見上げました。 すっきりと、心が洗われました。 ことばのちから、すばらしいですね^^
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