表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

空を飛ぶ人

作者: すみ いちろ






たった一つの宇宙に輝く


たった一人のあなたを感じて


寒空の朝の光


眩しい太陽が私を包む


何処にも行けない身体は


この小さな世界を行ったり来たりする様に


ぐるぐると心の中を彷徨う


まだまだ未成熟な地球人は


思い描いた心をテレパシーみたいにして


言葉を話して誰かに聴いて欲しくて


誰かの気持ちを聴いていたいから


ほんの小さな青空に向かって話し掛ける


お元気ですか


お変わりないですか


誰かを心配したり小さな惑星の上で震える


ゆるやかな時に包まれて


私はいつまで存在して居られるのだろう


ほんの小さな地球の


ほんの僅かしか知らない時間


空を見上げて誰もが穏やかで幸せに生きられることを願う


流れる雲の様に


空に消えて


青く


青く


誰もが幸せに 空を飛ぶ日











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
とてもスケールの広い詩だと思いました。自分が生きている世界がいかに狭いものかと、考えさせられます。このような詩を読むと、そんな狭い世界から抜け出して、何か普遍的な願いのようなものに手を伸ばすことができ…
2024/12/01 17:06 退会済み
管理
>たった一つの宇宙に輝く たった一人のあなたを感じて この部分が素敵で好きです。 この広い宇宙で、ひとりの誰かの存在を感じたり想ったりするのって、考えると不思議でそして、素敵なことだなとなんだか思い…
思わず空を見上げました。 すっきりと、心が洗われました。 ことばのちから、すばらしいですね^^
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ