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【第一夜】哀しい魂

人は長いようで短い人生を、無限の輪廻のように繰り返します。


そこから得られる変わらぬ本質は、時には哀しみです。


「あなたが自分自身と繋がる奇跡」


七五調のリズムと韻が、優しく染み込む夜に


今宵もこの詩に込められた、人生の片鱗と物語を感じてみてください。。。




あなたの哀しい 魂が

眠れぬ夜に 誘いて

生きる辛さと 苦しみを

裸の心に 捻り込む


あなたの哀しい 魂が

孤独に疲れて 眠る時

胸を突き刺す 慟哭に

木霊の響きは もはやなく


あなたの哀しい 魂が

いつか心を 切り裂いて

哀しい悲鳴を あげる時

寄り添う心は もういない


わたし自身が 捨てたのか

捨てられたのか わからない

ただ全てを 失って

向き合う己も もういない




あなたの哀しい 魂が

もうなんにも ないことを

悟った時に 思うこと

これで終わりに しようかと


あなたの哀しい 魂は

無意味な足掻きを 繰り返し

なにも変わらぬ 本質を

見せつけられる 人生と


あなたの哀しい 魂は

最後に一度 一度だけ

心の底から 願うもの

気づいていたのは 真の自分


わたし自身を 自分では

愛することが できなくて

代わりに誰かに させようと

愛する自分を 見つけては

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