第一話 小五が一番ロリっぽく大人になりかけで最高だよね?
僕は松本光吉29歳アラサー突入寸前のニートです。今まで彼女の一つや二つも出来たことがなくて大学で出会いを求めてみても上手く行かずそんなことをしてるうちに留年に留年を繰り返し大学を退学させられ、そんな僕を拾ってくれる企業は一つもなく今に至ります。そんな僕は小中高と好きな子がいて、今でもその子達のことを思い続けている。
(あぁいつみても小学校の頃の君は可愛いなぁ今はどんなのになってるんだろう)
そんなことを卒アルを見ながら思いつつ、あの頃に戻りたいと毎日のように考えていると…
「あんた!さっさと仕事探しに行きなさい!バイトでもなんでもいいから働け!」
そんな声と共に僕の母松本加奈子がノックもせずに部屋に入ってきた。
「母さん!部屋入るときくらいノックしてよ!」
と僕がいうと
「そんなこと言ってないで働きなさい!
それにしてもあんたまた小学校の卒業アルバム見てるの?」
「うるさいなぁ何を見ようと僕の勝手だろ?はいはいハロワにでも行ってきますよ」
と苛立ちもありそのまま外にでてってしまった。
(しまった…卒アル持ったまま出てきてしまった…)
(とりあえず暇潰し出来そうなファミレスにでも行くか)
などと考えていると…
(あれって…僕の小学校のとき好きだったユイナ?)
すれ違った人がユイナに似ていてよく観察してみると、サラサラなロングの黒髪、高い鼻にプルプルした口、あのちょっと怖い鋭い目付き…
(あれは僕が好きだったユイナだ!貧乳なのも変わっていないぜ!)
そんなことを考えユイナの行った先を追いかけようとしたとき僕は赤信号の中飛び出してしまっていたそれに気がついたのは目の前に迫ってきた大型トラックの運転手と目があったときだった
(やばっ!死ぬッ?!)
死を覚悟して目を瞑ると懐かしい声が聞こえてきた
「こうくん!一緒に遊ぼうよ!」
その声で目を開けると昔の姿、小学生のユイナがそこにいた
(走馬灯ってやつか?)
そう考えて頬をつねってみると
(痛いぞ?)
痛みを感じたことで何か変なことが起きてる予感がしてユイナにとりあえず話しかけてみることにした
「ユイナ今日って何年の何月だっけ?」
「ん?今?今は確か2011年の六月だよ~こうくん急にどうしたの?」
(僕がいたのは2029年のはずだぞもしかして過去に戻った?)
(まぁそんなことどうでもいいとにかく今目の前に好きな女の子がいるんだする事は1つだけだろ!)
「な、なぁユイナ?ユイナって僕のこと好き?」
「好きかって?こうくん大丈夫?なんかおかしいよ?まぁ好きか嫌いかで言われたら好きだよ!」
「僕もユイナのこと大好き!!」
(昔のティキンの僕には無理だったが何度も失敗を繰り返した今だから聞けた言葉!勇気だして良かった~)
「そんなことよりなにして遊ぶ?こうくん?」
「う~んそうだなぁ」
(本音を言うとユイナと舐めあいっこしたい!とかくんかくんかしまくりたい!といいたいところだけれど流石になぁ…あっそうだ!)
地面をよく見ると少し前に雨が降ったような泥々だったので僕は
「かけっこしようよ!」
「かけっこ?いいね!じゃあ私を捕まえたらこうくんの勝ちね?」
「わかった!」
(泥で滑りやすくなった+僕が鬼だからタッチの瞬間にちょびっと押して倒せば泥々になってお風呂に一緒に入るイベントが起きる確率が上がるぜ!ぐへへへ…ジュルリ)
そんなこんなで作戦開始!
初投稿でかすみたいなストーリーですが暖かい目で見ていただけると幸いです