表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

うた唄う

作者: 檸檬
掲載日:2023/12/26

枯れ草の柴山に夕陽がさして

赤レンガの街を思い出す





冬の三日月が

胸ポケットに入ったみたいに

痛いくらいな希





冬の青草 よく見ればあり

青いままに冬を越そうと思った





一匹の遠吠えが響く住宅街に

狐霊していく野生達





なにものにもなれなかったけれど

生まれてきてよかったと思えた朝に





甲高く響く小さな子の泣き声よ

いずれ聖夜の鐘となれ





深夜 置かれたままのコップの中の氷

音をたてた冬秒針





君に褒められたあの日は

心から自分を好きになれた記念日





冬の朝 木漏れ日が心を撫でる

カーテンレースときみのうた





きみの言葉をなんども思い出し

1日を頑張れたということ





蟻の目線で

真っ赤な椿に迷い込む

好きだ、ただそれだけになる



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 一つめの赤レンガのような柴山、三つめの青いまま冬を越そうとする青草、十一番めの椿に迷い込む蟻。とても印象的です。 二つめ、冬の三日月は、美しくも、手にすれば傷ついてしまいそうで。それが胸…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ