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白馬の王子様と7つの冒険  作者: アシカ
冒険の始まり
8/16

訓練

朝早くわたしたちはお城についた。

ヘル王妃は朝早くから起きていた「おお、お若いね。よる一晩一緒いるとは、ほっっほほっっほ」と、わたしたちをみるなりからかってきた。

「そんなんじゃ、ありません。」と、私は慌てて言う。

「ほっっほっほ。隠すのはさぞ。怪しい。一晩そとですごしたのだから、お疲れのことでしょう。シャワーを浴びなされ。その間に私、特性朝ごはんを用意しますじょ」と腕をまくった。

ここでは、地位など置かれていない。

だれもが、王子で姫なのだ。

バイヤン王子は、いつのまにかいなくなっていた。

あれ、そういえばむこうの世界はどうなっているのかしら?

わたし、コンビニから飛び立ってそのままだわ。

こっちでは月日の流れが曖昧だから1ヶ月以上たってないかしら?

うん?0.1秒で動けると言っていたわね?

あれれ?いろいろまずいんじゃないか?

勉強も追いつかない。あれ?きゅうに私は焦りを感じた。

城内の一室を貸してくれていた。

ここでは、所有ということもないらしい。

綺麗に使って自分で掃除などもする。

もちろん、魔法も存在するので、勝手に箒がきて履くこともある。

さらには、機械が入って自動で床掃除もする。

ほとんど、日常生活のことはしなくて良い。

お風呂に入りながら色んな事を考える。

朝食も、美味しいご飯がいつでも食べられる。永久保存料理もあるようだ。

ペーストして、圧縮した栄養食品もある。

添加物や防腐剤の体の負荷をかけず、保存可能らしい。

言ってしまえば、梅干しみたいなものだ。それを凝縮してすり合わせる。

漢方の延長上がこれになるらしい。

そんなことを考えて一人でいる時間を楽しむ。

窓から外を見ると、晴れ。

あれ?ここでは晴れ以外みたことがない。

どうしてだろう?

そういえば、いつだったかしら?

パイヤンが「僕たちの世界の外は見たことがない」と、言っていた気がする。

シャンバラってなんなのかしら?

髪の毛を乾かしながら、ああ、考えすぎて眠くなって来たわ。

少し、寝てから朝食にいきましょう。

と、すやすや眠る。

う〜〜ん、気持ちよかった。

私、寝すぎたかしら?

と、みると30分。ちょうどご飯の時間だ。

頭は、リフレッシュした。

ここでは、睡眠も必要ないようだ。

もちろん、全くしないわけではないらしい。

私は雑音について少しわかってきた。

本当に無駄な動きをするから、あの世界では体が重くなる。

幽霊だと、重くも軽くもなかった。

前の日のお昼から何も食べてないため、おなかが減った。

ヘルさんは、何をつくってくれるのかしら?

そう思いながら、食堂に向かう。

聖堂からいい香りがする。

チーズ、バターの焦げた香しさに胸が踊る。

それに続いて、パンの焼ける匂い。

パイヤン王子とモンバールさん、バレスさんと一緒に席につく。

そして、ヘルさんがワゴンでご飯を運んできた。

「さぁ、めしあがれ。コーンスープとパンとチーズに鶏の卵のスクランブルエッグ、摘みたての旬の野菜よ。チーズは、ヒツジたちから取れたもの。どれも新鮮でのびのびとして恵りあったものばかりよ」

みな一斉に「いただきまーす」と食べ始めた。

「うーん、永久保存料理も美味しいけど、やっぱりヘルさんのご飯がぼくには一番だ」とバレスさんがいった。

「いつまで経っても、褒めるのお上手ね」と、夫とつちかって仲の良さが目に見える。

「フリッグ姫、遠慮せずいっぱい食べてね」と私に話しかけた。

「ありがとうございます。いただきます」と言って、パンを手でちぎり、一口食べ「本当にヘル王妃のご飯は美味しいわ」と言った。

ヘル王妃は満面の笑みになった。

するとバレスさんが

「パイヤン、フリッグさんとの地球とシャンバラの関係性はどうなんだ?」

「ええ、いまは2つの縺れを解いたところです。行ってみて分かりましたが、すんなりと進むものではありません」

「すごいじゃないか、2つも進むなんて。オレだったら、とうに諦めているぞ。そんなに進まないことできん。そもそも、すんなり進まないと思えば進まんし進めば進む。フリッグさんもバイヤンには手を焼くだろうが頼むぞ。根が優しく自慢の息子だ。どこに行っても上手くやるだろう。次の世界は、どんなところなんだ?」

「大地と沼の世界アブソルーブ・メタユニバース。この世界について、調べていると表面上には生命体が幾度と存在しないんだ。大気や大地がありながら。内で発展していたら、交流があっていいはずなんだ。父上は、なにか知っていますか」

「私も行ったことはないが、昔は、大地の世界と言われていた。沼が付いたのはいつからだろうな?」

「え〜、30シュウル前くらいになります」

私は、時間の代わりの単位を理解した。シュウルね。

そんなことを考えているうちに話は進み

「そこの世界の調査も兼ねて、頼むぞ」

「分かりました」と言ってその話は終わった。

あとは、モンバールさんの話やこの世界にいる動物たちとの関わり方などたくさんの話をした。

バイヤンと聖堂をでて「すぐに、行きますよ」と言ってきた。

「もう、出発するの?前の日に一つ終わったばかりじゃない」と言った。

「体は疲れているかい?」と、聞かれ体はピンピンしていることを確認する。

むしろ、いまのモーニングで力が漲っている。

「心が、すこし異常を起こしているんだ。行動したくないと抵抗するんだ。休みたければ、休んでいれば良い。ぼくは先に行くよ。父にも調査を頼まれたし、期待にこたえたいからね。情報が分かれば他の世界にも伝わり、新たな交流も楽しめる。君は、ここで休んでゆっくりヒツジたちとおしゃべりしているといい。それもそれで行動だし、学べびがあるからね」

私は、下を向きヒツジの乳搾りや野菜を摘み、ご飯の料理をする自分を思い描いた。

そのとき、きっとこう思うことがはっきり分かった。

きっと、行かなかったら後悔する。

「いまという時間はいましかない」と知覚した。

「そう、それが君の答えさ」と、バイヤンが言った。

「君も内をみるようになってきたね。自分で何がベストか知っているんだ。もちろん、ヒツジや野菜の栽培に携わることは必要だ。そのときはその選択をすればいい。ヘル母さんのようにとっても美味しいご飯を提供できて、家族だけじゃなく客人を喜ばすことができる。対価を受け取れる。

けど、その人によって自分のできることは違うんだ。

父上も言っていただろう。『オレだったら、とうに諦めているぞ』と、それは『自分の道でないから自分にはできない』と、言っていたんだ。ちょっとした会話の中にずっと深い意味が眠っているんだ。僕たちはずっと深いなにかなんだよ。さぁ、君の心は疲れているかな?」

彼の言葉を聞いて、さっきまであったもやもやが嘘のように晴れた。

「ありがとう。あなたたちと触れていると私もずっと深いなにかであることを思い出すわ。行きましょう」

「そう、それが内なんだ。ただ、慢心もまだまだある。自分を自分の水準以上に錯覚する。肉体を通じて内と外はリンクしているからね。そのときは、外から内をみれば自分の水準がわかる。隣の芝は自分が見えるんだ。さて、どんな準備をしようか?なにかいい案はない?」

「う〜ん。大地と沼と言ったわね」

「そうだよ」

「沼の中にとんでもない怪獣がすんでるのかしら?」

「はっはは、確かにありえるね。沼にはまって身動きできなくなったところを怪獣が僕たちを人思いに食べる。なんとも君らしい野蛮的な考えだ。獣がいないこの世界ではなかなか思いつかないアイデアだ。よし、じゃあ君の提案を受け入れて、沼でも動ける植物を用意しよう。君たちのいる世界の昆布を応用したものだ。君たちのいるナメコなどは海のヘドロのなかでも動けるだろう。それは、表面がヌメヌメして摩擦がないからだ。摩擦をなくすようオプションをつけよう。あとは、空気の問題だけど、これはもう一回目の旅でもう体験済みだね」

「さぁ、簡単にヌメヌメスーツの使い方を紹介するよ」と、トゥーリッキを呼びシャンバラにある沼で早速訓練をした。

「こうやって、訓練ができるならなんで大海原のアトランティスのときはやらなかったのよ」

と、私は文句を言った。

「交流する時間があったし、ある程度予測ができたからだよ。訓練したからって事が上手くいくわけではない。訓練がかえって混乱をまなくことだってあるんだよ」

「また、よくわかない理屈?」

「それよりもどうだい?摩擦が少ない感覚は?」私は沼に入って動いてみた。

意外と進まない。「そうね。これで陸に上がるとどうなるかしら?」「身動きできなくなるね。摩擦があるから、歩いていられる。摩擦がなかったら、君たちの地球の、なんだったっけ?うるさい音と排気を出し、わざわざ遠いところからエネルギーを運んで動かすあれ」

「車よ」

「そうそう、ブーブーの車。その車のタイヤがツルツルだと雪道の坂を上がれないだろう。それと、同じなんだ。だから沼の中でしか使えない。陸と沼でのオンオフのやり方はわかったね」

「ええ」

「水とは違って、沼は変わった感じだろう。浮力と重力はしっかりあり、自分で掘り進めないと動けない。だから、ミミズやナメコはウネウネしているのさ」

「なるほど。そうなのね」

「そろそろ慣れてきたようだから、頭まで潜ってみなよ」

言われるままに潜る。すると、周りが真っ暗になった。

何も見えない。どっちに進んでいいか、わからない。上に行こうと足掻く。足掻けば足掻くほど沈んで言っているのがわかる。確かに空気は、持ちすぐには死なないが、抜け出せない。一瞬走馬灯が流れる。お父さんやお母さん、友達、最近であったパイヤンやヒツジたち、、、、

そんなことを思っていると、背中からつるされる感触があった。

そして、視界が広がった。

バイヤン王子が、トゥーリッキと私をいつの間にか小さい透明な糸?みたいなもので結んでいたのだ。

「バカ王子。死ぬかと思ったじゃない」と、私は言った。

「これで、わかっただろう。沼の世界が海の世界と大きく違うことが」と、彼は笑って言った。

「さぁ、どうする?」

「視界を確保したいわ。そしたら、感覚的に上にも下にも行けると思うの」

「僕たちは、視界に特化しているんだ。目に見える視界に捉われる。耳や触覚、匂いに特化することも可能でありながらね。ナメコは目が見えなくても自由自在にその沼の世界を存分に生きている。きみのご要望には答え、視界を可視化できるようにしよう」

そういうと、かれはコンタクトみたいなものを私に渡した。

「つけてみて、沼を見てみな」

私はつけたが、大きな変化を感じなかった。

「地上では、とくに変化はないよ。ほれ、潜った潜った」

そして沼に顔をつける。

すると、沼が透き通ってみえる。

そして、その中にはびっくりするくらいの生物がいた。

ミミズみたいなもの。カエルみたいなもの。

沼のなかってこんなに生物がたくさんいることを知らなかった。

「そうなんだ。本来沼の中は生物で溢れている。その生物が表面に出てくるはずなんだ。けど、いまからいくアブソルーブ・メタユニバースは、その生態系がない。異常性がわかったかい?覚悟していこう。いまのようにトゥーリッキは引き上げてくれないよ」


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