真夏の夜が魅せる夢
その舌が 触れて感じる 蜜の味
痺れるほどに 刺激的
その指で 触れてはならぬ 罪の先
溺れるほどに 悲劇的
人ならぬ道に 享楽を知る
灼熱の夜が 魅せる夢
一夏の価値に 快楽の汁
シャツに刻んだ 消せぬ爪
明ければ消える泡沫の恋
一時だけと信じるは勝手
明けねど消えぬ刻まれた愛
ずっと君だけと言ったわ、だって
あなたの恋は快楽と共に
私の愛は宿る身と共に
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一夜だけと 衣を開いた 蝶つがい
鍵交われば 戻らぬ扉
最後までお読みいただきありがとうございます
ソネット企画を意識して書いたものの、
あまりいくつも参加作品として投稿するのもどうかと思ったので、自己満足作品としておきます