9話 日課の盗撮
あれから数日がたっていた。
(大ちゃん…はぁぁ、大ちゃん可愛いぃ…あぁ、大好きだよ大ちゃん…)
亜子ちゃんの毎日の日課となっていた、僕の寝顔撮影。
当然、僕は全く気付いていない。
今でも一緒に寝ているが、僕が寝静まった後に起きて、亜子ちゃんが撮影しているようだ。
「おはよう、亜子ちゃん」
「おはようございますぅ、ご主人様」
毎朝の事ではあるが、最近は携帯を見ながらトロンとしてて、その調子で朝の挨拶をするようになっていた。
毎朝思うけど、一体何を見ているのだろう?
何回聞いても教えてくれない。
「ご飯の準備が出来ていますので、こちらにお座り下さい、ご主人様」
亜子ちゃんは何時も通りに椅子を引いて、僕が座れるように準備してくれる。
「そういえば、亜子ちゃんも随分健康的な身体になったよね。最初は少し細いかなとは思ったけど、しっかりご飯も食べて、健康的になったよね」
「はい、ご主人様のおかげで、だいぶ栄養がとれていますので」
「ところで、最初に買えなかった下着だけど、今のはまだ大丈夫?」
「そうですね…少々胸が苦しくはありますが、まだまだ我慢出来るかと」
「えっ?小さくなったなら買いに行くからさ。今日買いに行こうか」
「ですが、そんなに私の事に時間やお金を使って頂くのも…」
「僕が亜子ちゃんに買ってあげたいんだから、一緒に行こうよ」
「…分かりました。では、宜しければご主人様に選んで頂ければと」
「うん、わかったよ」
…あれ?僕が選ぶ?亜子ちゃんの下着を?
えっ?大丈夫なのかな?
食事を終えて出掛ける準備を終わらせ、何時ものショッピングモールに向かった。
「獅童君、このデザインなんて、どうでしょうか?」
「うん、可愛いと思うよ」
女性の下着売り場を見て回る僕と亜子ちゃん。
うん、やっぱり凄く恥ずかしいよ。
デザインも、どれも可愛いし、ぶっちゃけ機能なんてちんぷんかんぷんだし…。
これ、僕って必要なのかな?
「では、これとこれを試着してみようかと。その前にサイズを店員さんに測って貰いますので、少々お待ちいただけますか?」
「じゃあ、そこの椅子に座って待ってるね」
僕は店の前にある椅子に座って待つ事にした。
たしか、前に買ったスポブラがCカップだったけど、息苦しいって、どのくらい違ったのかな?
何時も、そのスポブラで抑えられてたのか、正直よく分からないんだよね。
「獅童君、良いですか?」
亜子ちゃんがお店の中から手招きして僕を呼んでる。
あっ、その亜子ちゃん可愛いな。
そんな事を考えながら、亜子ちゃんの所に向かった。
「えっとですね、Fカップでした…」
「えっ?そんなに違ったの?」
「はい。店員さんにはすぐに買い換えるべきと…」
「そりゃ、当然そうなるよね?それで、もお試着も終わった?」
「いえ、デザインは付けた所を獅童君に選んで頂きたく思いますので、一緒に来ていただけますか?」
「えっ?僕が見て選ぶの?それはダメじゃない?」
「いえ、ご奉仕の際に、獅童君の好みに合わせるのも大事かと思いますので。あと、一緒に試着室に入っても良いと、店員さんに確認も取りましたので」
「えぇー…」
僕の好みと奉仕で下着の何が関係するのかも分からないが、その後亜子ちゃんに手を引き試着室まで連れられて来てしまった。
「それでは着替えて行きますので、どのデザインが良いか、感想をお願いします」
そう言うと、亜子ちゃんは服を脱いでブラを外した。
流石にその光景をガン見する訳にもいかないので、僕は後ろを向いて、試着が終わったら教えてもらう事にした。
「付け終わりましたので、こちらを向いていただけますか?」
僕が振り向くと、そこにはレースのあしらわれた白いブラを付けた亜子ちゃんが、両手を後ろに立っていた。
(はぁ…私今、大ちゃんに下着姿を見られてる…あぁ、興奮して私にご奉仕をお願いしてくれないかなぁ…)
亜子ちゃんは、少しだけ頬を紅く染め、口元が緩んでいた。
「うっうん、とっても可愛いよ…(えっ?亜子ちゃんの胸ってあんなに大きかったの?今まで無理し過ぎじゃない?)」
毎日一緒にお風呂にも入っていて水着姿も見ているが、水着も小さかったのだろう。
そこにいる亜子ちゃんの胸は、今までと比べるまでもなく大きくハリも凄かった。
そして、下着姿の亜子ちゃんを目にして、下半身がムズムズし始めた。
いや、ムズムズどころか、すぐにMAXになってしまった。
「それでは、次のデザインに着替えますね」
亜子ちゃんはそう言って、次々とブラを付け替えていった。
そうして、特に僕が可愛いと思った4つを買い、ついでに水着もその日のうちに買い換えた。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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あと、他にも色々と書いていますので、もし良ければ見てもらえればと思います。