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忘れたくても忘れられない記憶⑵

学校の先生って相談乗ってくれたり

何か問題があれば解決してくれる。


解決出来なくても改善策くらいは

考えてくれる。


そうだろうと思ってたし、

そうであってほしいと思ってた。


…現実は違った。

三者面談で担任に

いじめられていることを相談した。


純粋な子なら何かしら対処とか

してくれるだろう。


そう思うはずだ。


無論、当時の自分もそう思っていた。




―翌日以降―



初めはまだ相談してすぐだし

そんな早くにはやっぱ

対応出来ないよな。


そんな程度だった。


だが、数ヶ月経っても

状況が変わることは無かった。


「あ、そうなんだ、この学校は

教師すらも見て見ぬフリするんだ」


絶望よりも逆に

呆れた感じがしたのを覚えている。


事もあろうに教師に裏切られたのだ。


小学生の頃の担任だった先生が

大分当たりだっただけに

相当ショックは大きかった。


教師に裏切られたということは

味方なんて最初からいなかった。


その事実だけが残った。


ここから人間不信は始まった。


この時はまだ疑いつつも

どこかで信じたい心が生きていたのか

「友達」は裏切らないだろう。


そう信じていた。



後に更に

自分が傷つくとも知らずに…ね。

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