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プロローグ

今日は待ちに待った合格発表。この試験に合格すれば、はれて勇者育成専門学校を卒業となり、勇者免許証を得られるのだ。いわば、卒業試験である。俺はこの日の為に稽古や魔法、筆記試験のテスト勉強を繰り返して来た。大丈夫、やるだけのことはやった。


朝早くにポストに届いた合否の未開封の通知書とにらめっこしている。はやく開ければいいのだが、なかなか手が動かない。


う〜〜。唸っていても仕方無いか……一気にいくぞ。


「おりゃっ!」


―――――――――――――――――――――


生徒番号0348

 クルノ 様

           勇者育成専門学校長

          セラフィー・エルスドーラ


         不合格


 あなたは、第65期勇者育成専門学校卒業試験に不合格したので通知します。


―――――――――――――――――――――


・・・・・・・・え?

……うそ…だろ?


そんな訳ない、そんな訳ない、そんな訳ない

そんな……わ…け……


涙は止めどなく溢れだし視界がはっきりしなくなり、やがて意識が飛んだ。

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