表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
気付いたら異世界だった。  作者: にゃこすけ
プロローグ
1/15

プロローグ

「んあぁぁぁぁ。よく寝た。」



なんか体の節々が痛い。まぁ、寝るときの体勢が悪かったんだろ。



「さて、次の授業は…ってあれぇぇぇぇ??」



おおおおおちつけ、もちつけ。状況を整理するんだ。深呼吸だ。ひっひっふー、ひっひっふー。



「って、これはラマーズ法だぁぁぁぁ!!」



ラマーズ法って吐いて吐いて吸うらしいよ。じゃなくて、ここはどこだ?ラマーズ法で落ち着いたのか、ちょっと冷静になったみたいだ。


まず、周りは木木木木。木。見渡す限り木だ。要するにここは森なんだろう。


でも俺は教室で寝ていたはずだ。



「あ、夢か?」



明晰夢とか言うやつか?なら、空を飛んでみよう!!前から飛んでみたかったんだよな!!


俺よ、飛べ!!


…………。あれ?飛べない。夢でも出来ないことはあるのか?うーん?ほっぺたをつまんでみよう。


…ほっぺたをつまむと痛かった。



「夢、じゃないのか?」



夢だと痛みとかびっくりした拍子に現実へ戻されるはずだ。


痛みが弱いのかもしれない。



「よし、頭をぶつけてみよう。」



木に頭突きをしてみた。


ドンッ


~~~っっっ!!



「超いたい。やばい。血が出てない?やばい。」



俺は手で触ったが大丈夫だった。よかった。明晰夢じゃないとすると、異世界に飛ばされたとか?異世界転生ってやつだな。



「なら、力が強くなったりしてるはず!!」



俺は木を殴ろうとして、やめた。さっき木に頭突きを喰らわしたが、木は無傷だったからだ。



「はぁ、じゃあ魔法か。」



魔法といったら、あれだ、属性だ。属性を調べるか。



「火よ!」



俺は火を想像した。そしたら火が掌から出た。



「ちょっ、火力強すぎぃ!!」



俺が出した火は火炎放射のように木を焼き尽くした。


このままだと、森林火災になる。やばい!!



「水よ!水よ水よ水ぅぅぅぅ!!!」



ザッパーン。


まるで、津波のような多量の水が押し寄せ、木々を薙ぎ倒しながら火を消した。


「ふぅ、過剰だった気がするが消えたな。」



今のとこ、火と水は使えるみたいだな。他は何が使えるんだろう。



「風よ!雷よ!土よ!闇よ!光よ!」



うん、全部使えるな。俺すげぇ。

少し短めなのは仕方ない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ