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君はプロトタイプ  作者: 真鳥カノ
chapter3 『愛』と『ヒトミ』
35/114

5 会議1

 本日の『部活動』もとい『実験』は、フィールドワークではなく、会議に変更。部員の増加に伴い、行動予定を見直すことになったのだ。

 平たく言えば……リストの項目を増やそう、ということ。

 私とナオヤくんの乏しい発想では、あっという間にリストが埋まってしまって、部は解散となってしまう。楽しみたい加地くんと弓槻さんからすれば、物足りないだろう。

 そんなわけで、話し合いも二人が主体となっている。二人の発想と勢いに敵うはずもない私とナオヤくんは、デスクに座りつつも、時々同意するくらいしか、できなかった。

 ただ、リストがどんどん華々しくなっていくのはわかる。どんどん膨れていくリストは、今のところ、こんな風になっている。


・学校帰りに寄り道(完了)

・辛いものを克服する(完了)

・パティスリー『アリス』のスイーツを全制覇(完了)

・サークル活動をする(完了)

・友達をつくる(完了)

・誰かを笑わせる



・花見をする

・お泊まり会で夜通しゲーム

・海に行く

・恋人をつくる


『元気な私を撮る』と『尚也くんに会う』はこっそり別のファイルに移しておいた。弓槻さんと梶くんに見られたら、説明に困るから。

 その他の項目は、愛と一緒にいても、やったことのないことばかり。これらを実行していくのは、ちょっと……いやかなり、楽しみだ。

 そう、思っていたのだけれど……

「ちょっと、いいですか?」

 突然、ナオヤくんが挙手した。意見は大歓迎といった様子の二人は、ナオヤくんにキラキラした視線を向けた。

「この『お泊まり会で夜通しゲーム』というのは?」

「え、読んで字の如くだけど?」

 弓槻さんがけろっと答える。だけどナオヤくんは納得してないみたいだ。

「それに何の意味が?」

「え、楽しくない?」

「わかりません。それに学校行事ならともかく、プライベートで男女が夜も一緒にいるのは、さすがに……」


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