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ふわっとした人物紹介

リュカ・レネ

 領主さま。名前であまり呼ばれない。ちょっと気にしている。坊ちゃん→領主さまなので呼んでるほうは立派になられて!という気持ちで呼んでたりするが伝わってない。

 10歳の頃に両親が行方不明(仮)になり、当主代行を経て当主となる。知らず英才教育され全体的にそこそこのレベルでこなせるが、周りが極めすぎちゃって自分の実力は無自覚。

 友達の友達に似てるとか、親戚の子に似た子がいるとか言われるようなこの国によくありがちな顔をしている。言うなればキャラメイクありゲームの初期値顔。

 親近感を持たれやすく、本人の雰囲気もあって嫌われることは極端に少ない。ちょっと話して、ああ、いい奴だったなと忘れ去られることはある。

 お嫁さんがきたーっ!? と右往左往しており、結婚しても右往左往している。



ローラ・アムレアン→ローラ・レネ

 悪女さん。

 きつい顔立ち、縦ロール、おーっほほほほと笑うお嬢様。縦ロールはイメージ戦略の都合なので実はもうやめたい。だが、村のお子様に大好評すぎて、お姫様ブームが去るまでそのままに。

 怖いと怯えられたわたくし、お子様に大好評ですのとちゃっかり手紙に書いてアピールするくらいには感動している。

 二大侯爵家による娘での代理政争の結果、敗北、僻地送りに。あまりにも情報がなさ過ぎて、じゃあここならいいかと送り込まれた先がこの人外魔境である。念入りに情報消しすぎたとどこかで誰かがちょっと反省している。でも、お嫁さんがきたからおっけーです、とすぐに気を取り直しているかもしれない。

 凡庸そうな夫が凡庸ではなくない!?と気がつきつつあるもののこの田舎で役には立たないなと追及しないことにしている。

 取り巻き少女たちや腹心メイドもいたが、置いてきてしまってちょっと気にしている。


木彫りの人

 若くして天才ともてはやされた結果、色々あって人間不信の結果僻地へ。

 木の中にものが埋まっているという主張をする他人に理解され難い系天才。その他は気のいいおっちゃんである。

 ただし、クマはクマじゃない。


自称執事

 すっとした細身の老紳士。持病はぎっくり腰。療養に着たつもりが居ついた。よくある理由である。

 人の采配は得意だが、ちょっぴり家事は苦手。昔々、王都でやんちゃした、という話はするが詳細は不明である。怖いから誰も追及しない。

 趣味は散歩しながらの石拾い。時々輝石を拾ってくる。


自称秘書

 ちょっぴりわがままボディの老紳士。ヒゲがご自慢。腰痛が悪化して療養に、そしてやっぱり居ついた。

 秘書というだけあって書類処理能力は高いが老眼がひどいので長時間は作業できない。趣味は釣り。魚以外も時々釣る。


マッサージの人

 陰謀のローレライというのは昔の話。出戻り王女であるが、再婚はしなかった。王家の大叔母様みたいな立場を投げ捨てて僻地に隠居。陰謀と無縁に趣味の道にまい進している。

 ローラと子供のころ会ったこともある。


ぬいぐるみの人

 暴力のヒルデガルドというのは昔の話。奴隷から成り上がりの傭兵で最終的に王家の盾と呼ばれたこともあったりもしたが、今はぬいぐるみの人である。可愛いが特攻。

 ローレライとは出戻るときからの付き合いで、罵倒し合いながら帰国した経緯もあり。

 清楚系の孫がいる。


ライバルの人

 エリシア・ガルベス。ローラと現王太子の婚約者の座を争い勝者となった。言いはしないが、王太子にべた惚れで、婚約できなかったら修道院に行くっと泣いていた。

 凛々しい系ご令嬢で、お嬢様たちの間でエスコートされたい相手ナンバーワンである。

 ローラ個人のことはそれほど嫌いではない。むしろ策謀で殴り合う相手に不足なし、というちょいと脳筋思想があったりする。

 僻地なら陰謀もないから平穏よね!ということではあったが、たしかにそう。

 婚約出来て今は幸せだが、温泉でゆるゆる生活も羨ましい。

こちらで嫁入り編終了です。

次は結婚式準備編、あるいは同居準備編になります。

ストック不在のため少々間が空く予定です。よろしくお願いします。

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このシリーズ大好きなので続きが読めて幸せ
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